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東芝ソリューション、小田急バス部品管理システム稼働

2017/01/25

東芝ソリューション販売(株)は1月25日、納入構築した小田急バス(株)のバス車両部品の全社一元管理を行う「部品管理システム」が、本稼働を開始したと発表した。

今回本稼働を開始した「部品管理システム」は、東芝ソリューション販売の物流在庫管理パッケージで構築した、リアルタイムで拠点別の車両部品の在庫数を把握できるシステム。小田急バス部品センターを核とした全社での車両部品の適正在庫コントロールと連動し、6地域の営業所に併設されている整備工場が各々に保管する車両部品を、ハンディターミナルを利用したバーコードで管理、全社での車両部品の一元管理を実現した。

また、今まで把握が難しかった滞留部品も全社での在庫データが即時確認できることで、各拠点で重複していた過剰在庫を解消した。部品センターでは部品単価や部品手配での納期確認も容易となり、請求内容の帳合などの棚卸業務の効率も向上させている。

具体的なシステムの特長は以下の通り
1.在庫確認の業務コストを大幅に削減:ハンディターミナルを利用した在庫管理で、部品センターと各営業所は他拠点も含めた数量把握が可能となり、入出荷や倉庫間を移動後の手作業を廃止、在庫管理に携わる業務コストを大幅に削減。
2.請求内容の帳合など業務効率を向上:部品センターは部品単価や部品の納期確認が容易となり、請求内容の帳合などの業務効率も向上。整備管理や車検管理システムとの連動で、安全運行サービスの強化と配車などさまざまなバスサービスの向上を可能にした。
3.整備担当者とのコミュニケーション強化:適正在庫のコントロールによる業務の効率化だけでなく、整備担当者からの要望に迅速かつ的確な対応を実現。

●システム利用イメージ

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