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ZMP、物流支援台車ロボット「CarriRo」を出荷開始

2016/09/02

(株)ZMPは8月31日、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」の出荷を開始した。

キャリロは、物流・製造の現場で作業負荷の軽減と作業効率の改善を同時に実現するために開発された台車型ロボットで、(1)ドライブモードと(2)カルガモモードの2つの走行モードを持つ。

(1)ドライブモードでは、ハンドルにあるジョイスティックを操作するとキャリロが前後左右に走行し、ほとんど力を使うことなく荷物を運ぶことができる。(2)カルガモモードでは、ビーコンに反応して作業者や親機となるキャリロに追従することが可能。作業者の負担なく運搬の生産性を最大3倍まで引き上げることができる。

倉庫や物流センター内のピッキング業務の効率化や、工場内の工程間搬送に利用すれば、ベルトコンベアやAGV(無人搬送車)を代替することも可能だ。また、作業負荷が大きく軽減されることにより、これまで重労働と見られていた運搬作業を女性や高齢者でも行うことが可能になるため、働き手の拡充、雇用の促進にもつながる。

価格は3年リースで月額3マン5,000円(税抜、本体価格)。販売受付開始以来、同社には多数の注文・引き合いが来ており、今後は生産次第順次出荷を進めてゆく予定。


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