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フルノシステムズ、シノジャパンとシステム連携しクラウドソリューションの提供開始

2013/06/11

(株)フルノシステムズは、無線ハンディターミナル「finpad smart」(フィンパッドスマート)&冷凍ハンディターミナル「finpad730i」を、(株)シノジャパンが提供する高速Web通信ミドルウェアである「@Hyway」(ハイウェイ)とシステム連携させたことで、クラウドソリューションによるモバイルデバイスの活用が可能となった。冷凍ハンディ「finpad730i」と「finpad smart」が6月下旬から同時提供される予定だ。

シノジャパンが提供する「@Hyway」は、Webサーバーとモバイルデバイスをつなげるシンクライアント方式のミドルウェアであり、ネットワーク上に「@Hyway Server」を設置するだけで、スマートフォンやタブレット端末がWebクライアントとして機能するようになる。

この特徴を活かして、業務用の無線ハンディターミナルを連携することで、アプリケーションはWEBサーバ側で実行することができるため、専用回線に依存しないインターネット網で運用するパブリッククラウドソリューションが可能となる。

冷凍ハンディ「finpad730i」と「finpad smart」の同時提供を開始する。冷凍ハンディの「finpad730i」 は、-30度~40度までのF級冷凍庫に対応でき、冷凍倉庫に最適な耐環境仕様となっている。また、「finpad smart」 は、あらゆる業種業態の作業現場で満足してもらえる、まったく新しいフルスペックな無線ハンディターミナルだ。ユーザーサイドが自由に「選べる」3つの環境<通信、開発、仕様>を提供している。このように様々なモバイルデバイスが「@Hyway」と連携することで、スピーディに導入しながら、低コストで運用できるクラウドコンピューティングの世界が実現できる。

シノジャパンが10年にわたり技術向上させてきたクラウドコンピューティング環境は、現在のIT環境において必須であり、モバイルデバイス拡販のための新たなチャネルを創造する機会になると捉えている。このことから、同社とシノジャパン両社では、お互い優位性のある技術領域を連携させることで、新規市場へ拡大が期待できるものと考える。今後、物流業界をはじめ、流通、FA業界などの様々な業種業態に、「@Hyway」&「finpad smart」が導入され、企業のトータルな価値向上に貢献できるものと確信しているという。

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