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東北システムズ・サポート、新型オールインワンUHF帯RFIDリーダライタを発売

2013/05/20

(株)東北システムズ・サポート(本社:宮城県仙台市)は、ハンディターミナルの機能を搭載したUHF帯RFIDリーダライタとしてはクラス最軽量(オプション機能および追加拡張バッテリーをすべて含む重さ。ハンディターミナルの機能を搭載したガングリップタイプで高出力(1W)のUHF帯RFIDリーダライタとして)で長時間の連続稼動が可能な「DOTH-300U」を、6月3日より販売を開始する。なお、発売に先立ち5月27日より、本製品ホームページ上(http://www.tss21.co.jp/product/rfid/doth/)でデモ機の貸出サービスを受け付ける。また、東京都中央区八重洲2-4-6のRFID/NFC Real Touch Shop(営業日:毎週木・金曜日13:00~20:00)において本製品を常時展示する。

本製品は、ICタグを使用する作業現場で常に求められてきた、本体の軽量化とバッテリーのスタミナを徹底的に追求した。ICタグの一括・長距離読み取りが可能なUHF帯RFIDリーダライタを始め、Windows OSやバーコードリーダー、カメラ、GPS、Bluetoothなど、業務に必要な機能をすべて搭載したオールインワンの端末でありながら、バッテリーを合わせても522gというクラス最軽量を実現。また、20時間以上(ICタグ読み取り10秒照射と30秒休止を繰り返し実施。無線LAN常時接続、バックライト常時点灯、使用率50%の場合)稼働できるロングライフバッテリーで、作業現場で必要とされるスタミナを確保している。

さらに、ICタグを1秒間で100枚以上読み取る(TSS検証データに基づく数値)スピードと31段階の細かい電波出力設定が可能で、近くのものから遠くの広い範囲の読み取りにも柔軟に対応でき、紛失物の探索など特定のICタグを絞り込むような活用も可能。このような高い読み取り性能を持ちながら、低価格化を追求した製品であり、導入しやすいことも特長の1つだ。

また、本体の性能だけではなく各種サポートも充実。モバイルソリューションを得意とするTSSが、本製品で動作するアプリケーション開発に必要な専用SDK(ソフトウェア開発キット)を開発している。自社開発だからこそできる信頼ある技術サポートから国内対応のアフターサービスまで、顧客のニーズに応えるサービスを提供するという。

本体の希望小売価格はオープン価格で、今後2年間で1万台を販売目標としている。

<製品概要>
製品名:DOTH-300U
URL:http://www.tss21.co.jp/product/rfid/doth/
主な製品仕様:
1. RFID:920MHz帯対応、高出力1W 最大30dBm(電波出力31段階可変)
2. ディスプレイ:3.5インチ大型ディスプレイ
3. OS:Windows(R) MobileまたはWindows(R) CE(選択可能)
4. スキャナ:3メガピクセルカメラ、1次元バーコード、2次元イメージャ
5. 重量・寸法:522g・174mm×75mm×129mm(L×W×H)
6. 通信:無線LAN IEEE 802.11b/g/n、GPS、Bluetooth(R)
適用範囲:
1. アパレル・小売業:店内商品のサイズや在庫確認、バックヤードでの棚卸業務。
2. 物流・倉庫・運輸:カゴ車やパレットの荷物チェック、入出荷検品業務など。
3. 学校・企業:什器管理、資産管理、棚卸、セキュリティ対策に。
4. 不動産・金融業:鍵の保管管理、文書管理、メディア管理、機密情報管理など。
5. 建設業・製造業:設備保守点検業務、生産管理、トレース管理に。

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