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レンゴー、新たな段ボールの規格『デルタフルート』を開発

2013/04/15

わが国で初めて段ボールを世に送り出したレンゴー(株)(本社:大阪市北区)は、段ボールの新たな規格となる『デルタフルート』段ボールを開発し、この度、販売を開始することになったと発表した。

『デルタフルート』は、缶飲料の包装などに使用されるBフルート(厚さ約3mm)と、贈答箱などに用いられるEフルート(厚さ約1.5mm)の中間の厚みを有する段ボールで、これまでにない同社オリジナルの全く新しい規格だ(フルートとは、段ボールの中しんの波形のこと。つづりは英語でfluteと、楽器のフルートと全く同じ)。地球環境への負荷をより低減するため、段ボールの軽量化、高機能化の一環として、今後ユーザーへの転換を呼びかけていくという。

<『デルタフルート』段ボールの概要>
厚さ:約2mm
段山数:60±2/30cm
特徴:
1.Bフルートより輸送・保管の効率が高まり、包装のさらなる効率化、合理化を実現する。
2.段ボールのさらなる軽量化を通じて、CO2排出量を減らし環境負荷を低減する。
3.Bフルートに比べ平面圧縮強度が高く、より美しくシャープな印刷が可能。
4.Eフルートより高強度のため、中間箱の機能を兼ねた外装段ボールとして使用することも可能。
生産開始:2013年春から同社全国段ボール工場にて順次生産開始予定。

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