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ビーエスピー、帳票作成ツール「DURL(デュール)」の新バージョンVer5.2をリリース
1月15日、(株)ビーエスピー(以下BSP)は、「DURL(デュール)Ver5.2」をリリースしたことを発表した。
PDFはその手軽さと圧倒的な汎用性から、ビジネスから個人ユースまで幅広く認知される存在となっているが、昨今では企業の基幹業務分野においてもPDFの配布や、PDFの入出力を前提とするシステムが増大している。
DURL Ver5.2では、PDFファイル出力機能を大幅に強化することで、システム連携や様々な環境での帳票活用に柔軟に対応することを可能にした。今回のバージョンアップでは、生成するPDFの内部構造や連携機能を大幅に改善する事で、電子帳票システムへの読み込みスピードを1.5倍以上に、生成できるPDFのページ数を10万ページ以上に拡大。
DURLは、各種プリンタ言語対応や、フォーム、外字、イメージデータなどの帳票資源の管理機能などで大量・高速印刷、集中型の帳票運用に定評があったが、今回の機能向上でさらに以下のような業務への適用が可能となった。
(1)PDFを利用したプリンタを選ばない帳票出力業務への適用(各社PDF対応プリンタ)
(2)PDFを入力形態とする各社電子帳票システムとの連携強化
(3)クラウド環境におけるPDFファイルの帳票配信サービス連携
(4)PDFを利用した印刷アウトソーシング業務へのスムーズな帳票データの引渡し(BSPのVDCサービスでの適用も可能)
(5)PDF化した帳票の文書管理、ワークフロー連携、長期クラウド保存などのペーパーレス推進
(6)モバイルメディア・タブレット端末などへの分散配信
BSPでは、今後も顧客の帳票利用環境への柔軟な対応を支援し、帳票利用環境の課題解決の実現や、ワークスタイルの飛躍的な改善に向けた帳票運用を提案していく、という。なお、DURL Ver5.2は、Windows版リリースに続けて、Linux版も近日リリース予定。
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