日本パレットレンタル㈱(JPR)は10月1日、トラックドライバーに納品先の情報を伝える「納品案内」サービスの提供を開始した。
B2Bの輸配送を担うトラックドライバーは、指定された納品先(集荷先の場合も含む)に向かう際、目的地の住所だけでなく、構内での通行順路、受付の方法、待機場所といった情報が必要になる。従来それらの情報の伝達は運送会社の配車担当や運行管理者が、口頭での指示やメモ等で伝達することが一般的だったが、情報の伝達漏れによる配送ミスや集荷・納品先での事故・トラブルが課題になっていた。
今回JPRがリリースした「納品案内」は、情報連携をシステム化し、トラックドライバー、運送会社の配車担当部門、納品先企業の安全性向上と、業務の円滑化に貢献する。

●「納品案内」サービスの概要
同サービスは、納品先の住所情報に加えて、構内での通行順路、受付の方法、待機可能な場所等、納品時に必要な情報をトラックドライバーに伝えることができるシステム。ドライバーはスマートフォン等で情報を閲覧することができる。また、「納品案内」サービスを通じて、ドライバーが待機時間、作業内容を運行管理者へ報告することも可能。各社オリジナルの業務日報にカスタマイズすることができる。

●作成事例:JPR千葉白井デポの場合
https://deliveryguide.jp/driver/company-base/delivery-info?id=114
●サービス開発の経緯
納品先情報のドライバーに対する連携が、システム化できていないために関連する三者はそれぞれ次のような課題を抱えていた。

JPRはパレットを介して発着荷主と運送会社をつなぐ事業の特性から、そうした課題に着目し、「納品案内」を開発。レンタルパレットサービスの、UIである「X-Web」とも連携させることで、発着荷主、物流事業者など幅広い利用者が導入しやすい環境を整えた。
Xシリーズの「X-DD」で拠点管理者権限を持つ約2万IDの利用者は、パレット受け払い等に加えて「納品案内」サービスを活用して、自社の情報を公開したり、納品先の情報をドライバーに通知したりすることが可能になる。なお、「納品案内」サービスは、レンタルパレットを使用していない企業も導入可能。
●「納品案内」サービスの導入効果
同サービスは、情報連携をシステム化し、トラックドライバー、運送会社の配車担当部門、納品先企業の安全性向上と負担軽減、業務の円滑化に貢献する。トラックドライバーのストレスの軽減、担当乗務員の固定化を解消することで、物流業界が抱えるトラックドライバー不足の緩和にもつながる。
●導入企業
アサヒロジ㈱、㈱サンキュウ・トランスポート・東日本など27法人、44拠点で利用中

