トーヨーカネツ㈱は9月7日、同社グループで産業機械事業を展開するトーヨーコーケン㈱がワイヤ式電動バランサ「昇降力MONO(ショウコウリキ・モノ)」の販売を開始したと発表した。

トーヨーコーケンは、長年にわたりウインチおよびバランサの開発・製造を手がけ、建設現場や製造現場における重量物搬送の省力化と安全性向上に貢献している。今回発売した「昇降力MONO」は、同社が強みとするバランサの制御技術とウインチの巻上げ技術を融合して開発した新製品。
同製品は、重量物を高速で搬送する際にはウインチのような巻上げ能力を発揮するほか、設置や組立工程等で求められる細かな位置調整時にはバランサのような繊細な操作を可能にするもの。これにより、重量物搬送作業の効率化と作業者の負担軽減を両立し、現場の生産性向上に寄与する。さらに、高い操作性と優れたコストパフォーマンスを兼ね備えていることから、大規模工場のみならず、中小規模の製造・建設現場においても幅広い活用が期待される。
近年、製造業や建設業では労働力不足や熟練作業者の高齢化への対応が重要な経営課題となっており、同製品はそうした社会課題の解決に貢献するとしている。
同社グループではマテリアリティの1つに、事業を通じた社会課題解決に資する重要テーマとして「労働力不足への対応」を掲げている。同製品は、重量物作業の省力化、安全性向上および生産性向上を通じて、その重要課題の解決に資する取り組みと位置付けている。

