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ブラザー、業務向け感熱ラベルプリンター発売

2013/03/04

ブラザー工業(株)の国内販売子会社であるブラザー販売(株)は、業務向け感熱ラベルプリンターにおいて、食品表示ラベルを簡単に印刷できる「操作パネル&液晶ディスプレー」搭載の「TD-2130NSA」と、ネットワーク標準搭載で高速印刷が可能な「TD-2130N」を4月に販売を開始する。

「TD-2130NSA」・「TD-2130N」は、ブラザーの2インチ幅のラベルプリンターにおいて、初めて業界標準である外巻き仕様の感熱ロール紙に対応して、コンパクトな本体でありながら、最大152mm/秒の高速プリントや有線LAN標準搭載など、業務の効率を上げる機能を多数搭載。またリチウムイオン充電池や無線LANユニットなどオプション品が充実、ユーザーの用途や利用シーンに合わせて使用できる。

「TD-2130NSA」は、食品業界に適したモデル。本体に時計機能を内蔵したことで、賞味期限や消費期限が記載されている食品表示ラベルを簡単に印刷できる。操作パネルは、数字が並んだ「基本パネル」に加え、各ボタンにラベルの名称を登録できる「ワンタッチパネル」も同梱しており、使い方によって選択可能。

ラベルの発行は、指定した枚数を一度に発行する「連続発行モード」に加え、同社初となる、ラベルを一枚ずつ台紙から剥がして発行する「剥離(ハクリ)モード」を搭載。さらに、本体メモリ容量は6MBで、大量のラベルデータを本体に登録できる。

同社では「TD-2130NSA」・「TD-2130N」の2機種を発売することによって、主に食品・物流・小売・医療業界のお客様の多様なニーズに対応し、業務の効率化に貢献するソリューション提案を行っていきたいとしている。

ブラザー販売では3月5日から、東京国際展示場で開催される「リテールテックJAPAN2013」に出展、両製品をはじめとするブラザー製品を使った、業務効率化のソリューション提案を行う。

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