物流向けロボティクスソリューションを提供するラピュタロボティクス㈱は8月27日、オリオン機械㈱の須坂インター工場において、ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」が活用され、出庫業務の標準化および効率化に寄与していると発表した。

オリオン機械 須坂インター工場で稼働中のラピュタPA-AMR

オリオン機械では、スマート工場化の取り組みの一環として、製造工程のみならず物流工程においても自動化・最適化を推進している。須坂インター工場においては、各種自動搬送設備と連携する形でラピュタPA-AMRが活用されており、現在では日常業務の一部として定着している。既存のオペレーションを大きく変更することなく、現場に適合した形で運用されている。

●オリオン機械における「ラピュタPA-AMR」導入後の成果
①出庫業務の標準化と作業負荷の軽減を実現
ラピュタPA-AMRの活用により、作業者の移動距離が削減され、同一ロケーションでの連続作業が増加する等、ピッキング業務の効率化が図られている。また、従来は台車を用いた搬送が必要であった工程においても、ロボットによる搬送に置き換わることで、作業者の身体的負荷の軽減にもつながっている。これにより、作業手順の整理・標準化が進み、出庫業務全体の安定化およびオペレーションの簡略化を実現している。

さらに、人手中心で運用した場合の想定オペレーションと比較し、条件下において最大で約3倍(※)の処理能力が確認されている。

※特定条件下におけるラピュタロボティクスでの検証値

②現場に即した柔軟な運用と継続的な改善
一部の作業工程では、操作方法を工夫することで入力工程を簡略化する等、現場主導での効率改善も行われており、ロボット導入を起点とした継続的な業務改善が進められている。

今後もラピュタロボティクスは、ラピュタPA-AMRを活用し、オリオン機械の物流における様々な課題解決に向けて取り組んでいく。

●オリオン機械 生産本部 購買部 調達業務グループ 発注・出庫係 倉石貴生氏のコメント
当社ではスマート工場化を進める中で、物流工程においても現場に無理のない形での自動化を重視してきました。ラピュタPA-AMRの活用により、作業者の移動負担が軽減されるとともに業務の標準化が進んでいます。また、実際の現場では運用に応じた工夫も生まれており、導入後も継続的な改善につながっている点を評価しています。今後も現場に根ざした形での最適化を進めていきたいと考えています。

●ユーザー企業概要
社名:オリオン機械㈱
所在地:長野県須坂市大字幸高246
代表者:代表取締役 社長執行役員 片桐智美氏
事業内容:オリオン機械はカーボンニュートラルの実現に向けて環境配慮型の製品開発を進めている。冷熱と真空技術をコアとした、既存技術からイノベーションを図り、酪農と産業機械事業を通じて、顧客へ感動を呼ぶ製品を届ける。
URL:https://www.orionkikai.co.jp/