㈱ミライロとヤマト運輸㈱は8月17日より、ミライロが提供するデジタル障害者手帳「ミライロID」とヤマト運輸が提供する個人向け会員サービス「クロネコメンバーズ」の連携サービスを開始した。同サービスを通じて、荷物配達時の対応要望を事前に登録できるようになり、障害のある利用客がより安心・快適に荷物を受け取れる環境の実現を目指す。

連携サービスのイメージ

●今回のサービス概要と利用手順
ミライロIDとクロネコメンバーズのクロネコIDを連携することで、荷物配達時の要望を登録できるようになる。登録された要望はヤマト運輸のドライバーが持つ端末に通知され、それぞれの要望に応じた適切な対応に活用される。

(1)利用方法
①ミライロIDのトップ画面に表示されているクロネコメンバーズのアイコンを押下
②ミライロIDのアカウントとクロネコIDを連携
③クロネコメンバーズの画面から、荷物配達時の要望を登録

(2)登録できる配達時の要望
①インターフォンの呼出しや応答後、{30秒、1分、1分30秒、2分}ほど待っていてほしい
  ※{ }内から1つ選択
②インターフォンは間をあけて2~3回鳴らしてほしい
③ゆっくり、はっきりと話してほしい
④荷物の送り主・品名、大きさ・重さ、種別(常温、クール、着払い等)などの情報を伝えてほしい
⑤荷物受け取り時の押印は不要にしてほしい
⑥不在時は宅配ボックスに入れず、持ち戻ってほしい
⑦宅配ボックスに納品する場合、下から{1、2、3、4}段目以上に納品してほしい ※{ }内から1つ選択
⑧宅配ボックスに納品する場合、下から{1、2、3、4}段目以下に納品してほしい ※{ }内から1つ選択

●両社の連携の軌跡と、これから目指す未来
両社は2019年からユニバーサルマナー検定の取り組みを開始し、障害のある当事者調査の実施、ヤマト運輸営業所のサイン監修等で連携してきた。2022年には「ユニバーサルデザインガイドライン」の策定や、荷物の受け取り・発送といった日々の業務に即した ヤマトグループ独自の「ユニバーサルマナー検定」を共同開発した。これにより、障害のある方への配慮や応対力を高められる環境を構築してきた。両社は、こうしたリアルでの取り組みを通じて培ってきた知見や信頼関係を土台に、今回デジタル領域においても連携を広げる。今後も、デジタルとリアルの両面における協働を一層強化し、新たな価値の共創を通じて、すべての人が安心して暮らせる社会の実現に貢献していく。