NIPPON EXPRESSホールディングス㈱(NXHD)は8月17日より、顧客の受発注・輸送・在庫に関する情報を一元的に可視化するプラットフォーム(PF)「NX-VISTA」の提供を開始した。

近年、地政学リスクの高まりやサプライチェーンの複雑化を背景に、企業には発注から納入までの状況を横断的に把握し、迅速かつ的確な意思決定を行うことが求められている一方、サプライチェーンに関する情報は、受発注、輸送、在庫等で管理システムが分かれていることが多く、全体像をタイムリーに把握しにくいという課題があった。
NXグループはそうした課題に対応するため、サプライチェーン全体の情報を集約・可視化する新PF「NX-VISTA」を開発した。
●NX-VISTA概要
NX-VISTAは、受発注、輸送、在庫に関する情報を集約し、発注から納入までの進捗をEnd-to-Endで可視化するプラットフォーム。PO番号や品番等の管理キーを基に、基幹システム、輸送トラッキング、倉庫在庫など複数システムに分散する情報を紐づけ、サプライチェーン全体を一元的に把握できる環境を提供する。
●NX-VISTAの特徴
①発注から納入までを一貫して可視化
PO番号や品番を起点に、サプライチェーン全体の進捗を把握できる。
②分散した情報を一元的に把握
サプライヤーの出荷情報、輸送事業者のトラッキング情報、倉庫在庫情報等を集約し、単一のダッシュボードで確認できる。
③マルチキャリア対応
NXグループの輸送データに加え、他社が取り扱う輸送データも可視化できるため、複数の輸送事業者を利用するサプライチェーンにも対応する。
④輸送と在庫を横断的に確認可能
輸送状況と在庫状況を同一画面で確認できるため、補充判断、出荷判断、在庫最適化の迅速化を支援する。
⑤PSIの可視化による意思決定支援
生産(Production)、販売(Sales)、在庫(Inventory)のPSIバランスを確認し、欠品や過剰在庫のリスクを未然に把握可能。
●今後の展開
今後は、KPIレポートの提供、リスクマネジメント機能の強化、AIチャットボットの導入、スマートフォン・タブレット対応、顧客システムとのAPI連携等、機能拡張を進めていく。

