RFID/バーコード/画像認識など自動認識システムの企画・開発・製造・販売を行う㈱マーストーケンソリューション(MTS)は6月23日、既存フォークリフトに後付けしやすい安全運転傾向管理システム「フォークセーフモニター スタンダード版」を発売すると発表した。

データに基づく予防型安全管理

同製品は、フォークリフトに取り付けたセンサBOX「MFS-A001」により、走行・停止に加え、急加速・急減速・急旋回・軽衝撃等の危険挙動を検知・記録するシステム。危険運転を検知した場合、オプションの表示灯によるLED点灯・ブザー鳴動で現場に注意を促し、記録された運転実績データはサーバPCへ送信され、管理者用PC/WEBアプリで確認可能となる。

現場担当者の注意喚起や経験に頼りがちな安全管理を、データに基づく教育・改善活動へ転換し、事故リスクの低減、説明責任の強化、安定稼働・稼働率向上を支援する。

●製品URL
https://www.mars-tohken.co.jp/barcode/products/forklift/forksafemonitor/

●製品の特徴
①既存車両に導入しやすい後付け構成
スタンダード版は、センサBOX「MFS-A001」とオプション表示灯を中心とした構成。既存フォークリフトに取り付けることで、危険挙動の検知・記録を開始できる。メーカーを問わず様々な車両に取り付け可能。

既存車両に導入しやすい後付け構成

②危険挙動を検知し、その場で警告
走行・停止に加え、急加速、急減速、急旋回、軽衝撃を検知する。危険運転を検知した場合、表示灯のLED点灯とブザー鳴動により、運転者へその場で注意を促す。

③運転実績データを安全教育に活用
検知したデータは運転実績データとして保存され、無線LAN経由でサーバーPCへ送信される。管理者は、管理者用PC/WEBアプリからデータを確認できる。車両ごとの傾向を把握することで、勘や経験だけに頼らない、客観的なデータに基づく教育・指導が可能になります。

各種運転実績データ

◎動画
https://youtu.be/7X0PjNslgBg?si=Gf71_t0x49zzBtu1

●システム構成

フォークセーフモニターシステム構成

●主要機能
・走行/停止、急加速、急減速、急旋回、軽衝撃の検知・記録
・危険運転検知時の表示灯LED点灯・ブザー鳴動
・無線LANによるサーバPCへの運転実績データ送信。管理者用PC/WEBアプリでの確認。
・ダッシュボードでの急動作回数、走行台数、走行時間、稼働率の可視化
・走行実績、運転時間、危険運転回数・レベルの一覧表示
・検索条件に応じたデータ抽出とCSV出力
・車両単位での走行傾向管理
・設定アプリによる検知条件の調整
・ICカードまたは運転者コードによる運転者識別機能

●導入効果
①事故リスクの低減
危険挙動を検知し、事故につながる前の兆候を把握できる。

②安全教育の標準化
車両ごとの実績データをもとに、管理者の経験や感覚だけに頼らない指導が可能になる。

③説明責任・改善活動の強化
危険挙動を記録として残すことで、安全対策の実施状況や改善効果を説明しやすくなる。

④安定稼働・稼働率向上への貢献
接触、設備損傷、手戻り、作業停止につながるリスクを早期に把握し、止まらない現場づくりを支援する。

⑤段階導入しやすい安全投資
既存フォークリフトに後付けしやすい構成のため、全車両への一斉導入だけでなく、まずは稼働頻度の高い車両や事故リスクを重点管理したいエリアから導入できる。

●既存ラインアップとの違い
2025年に発表したフォーク端末オプション版は、TCP-05Fork導入先向けに安全運転支援機能を追加する構成。今回発売するスタンダード版は、センサBOXを中心としたシンプル構成により、既存フォークリフトへ後付けしやすい安全運転傾向管理システムとして展開する。

●製品仕様
製品名:フォークセーフモニター スタンダード版
型式:MFS-A001
構成:センサBOX、フォークセーフモニター管理アプリケーション、表示灯(MFS-A001-LED ※オプション)
検知項目:走行、停止、急加速、急減速、急旋回、軽衝撃
警告方法:表示灯のLED点灯・ブザー鳴動(表示灯接続時)
通信:無線LAN
データ転送:HTTP(CSVファイル形式)
使用場所:屋内専用
価格:オープン価格(センサBOX単体とアプリケーション)

●今後の展開
MTSでは、将来的に蓄積した運転データのさらなる分析やAIを活用した危険予兆検知等、フォークリフト安全運転管理システムの進化を継続的に検討していく。