Multiway Robotics(マルチウェイ・ロボティクス)は5月29日、全方向パレット式フォーク型パレットトラックの新製品「OT10」を発表した。
倉庫スペースがますます狭くなり、資材の流通シーンが複雑化する中、従来のフォークリフトが抱える旋回範囲の制限や互換性不足といった課題が、作業効率のボトルネックとなっている。Multiway Roboticsが新発売した「OT10」は、全方向走行・高い互換性・高いインテリジェンス・優れた安全性の4つのコア強みにより、倉庫搬送効率を再定義し、複雑な環境における資材流通を簡単かつ安定的にコントロールする。
●新製品動画
https://www.multiway.co.jp/uploads/videos/20260529/ad91fb7ce60e7b4525aa9a03b5fae5b1.mp4
●360°全方向移動:スペースを最大限に活用
狭い通路や密集した棚が設置された倉庫環境において、OT10の360°全方向移動性能が課題解決の鍵となる。広い旋回スペースを確保する必要がなく、横移動・その場旋回など多彩な動作を自在に行え、幅1,900mmの狭い通路でもスムーズに稼働し、従来のフォークリフトのスペース制限を完全に解消する。この特長により倉庫のスペースを無駄なく活用でき、特に立体倉庫や多段棚などスペースに制限のある現場に適しており、単位面積あたりの保管能力と資材回転効率を大幅に向上させる。

●高い互換性・優れた適応性:1台で多様な搬送ニーズに対応
業界ごとに資材用の搬送治具は多種多様だが、OT10は高い互換性により柔軟に対応する。標準的な田字パレット・川字パレットはもちろん、企業別特注の非標準治具に対しても安定した積載と精密な搬送が可能で、治具対応のための追加設備投資が不要としている。

さらにエレベータを自律的に出入りできる現場適応能力を備え、複数階層間の資材自動流通を実現する。工場ラインサイドへの配達、立体倉庫の荷役、階層をまたいだ資材輸送まで、1台のOT10で全工程をカバーし、複数機器の切り替えによる効率低下を防ぐ。

●インテリジェントナビゲーション&高効率作業:現場に最適化された搬送を実現
OT10には3D SLAMナビゲーション技術が搭載されており、事前に軌道やQRコードを設置することなく、複雑な環境下で自律的に位置検出と最適経路計画を行う。棚のレイアウト変更や資材の仮置きなど動的な現場環境にも対応可能。最高走行速度は1.7m/s、定格積載重量は1,000kgで、安定性を保ちつつ資材回転効率を大幅に向上させる。
有人運転は不要で、荷取り・搬送・荷下ろしの一連の作業を全自動で実行し、人的介入によるミスや遅延を抑える。高頻度で反復される搬送作業に最適で、作業員を単純労働から解放し、より付加価値の高い管理業務に集中させる。

●9重安全保護システム:高効率作業の前提は安全
人と機械が混在し、機器が密集する倉庫環境において、安全は最も重要な基盤。OT10は「感知警報・非接触保護・接触保護・システム保護」で構成された9重の安全保護体制を搭載している。
◎音光警報により周囲の人員へリアルタイムで注意喚起
◎前部下部障害物回避レーダ、フォーク先端光電センサ等の非接触保護により、障害物を事前検知し減速・回避
◎非常停止ボタン、安全エッジセンサ等の接触保護装置により緊急時に即時対応
◎経路逸脱保護・位置異常保護などシステム側の安全機能により、突発的なトラブル時に装置を安定停止

狭いスペースでの自在な走行、多様な搬送治具との高い適合性、全工程にわたるインテリジェントな安全管理。Multiway Robotics OT10 全方向パレット型無人フォークリフトは、複雑な倉庫・工場搬送シーンに最適なソリューションを提供する。同機は単なる高効率搬送機器に留まらず、倉庫物流のインテリジェント化推進を担う重要なツールであり、すべての搬送作業をより簡単・精密・信頼できるものにする。

