日本パレットレンタル㈱(JPR)は12月19日、フマキラー㈱が物流業務の効率化を目指し、同社が物流業務等を委託する愛宕倉庫㈱のWMSからシステム連携を行い、JPRの提供する納品伝票電子化・共有システム「DD Plus(ディーディープラス)」を導入したと発表した。
今回の導入にあたっては、㈱TSUNAGUTEが導入支援を行い、4社連携のもとで運用を開始したとしている。

●取り組みの概要:システム連携による自動化と省力化
今回の導入では、愛宕倉庫が提供する倉庫管理システム(WMS)とDD Plusのシステム連携(API連携)を実現。これにより、従来は手動で行っていた伝票発行プロセスが自動化された。結果として、伝票発行にかかる作業工数が削減され、省力化と共にヒューマンエラーの防止にも寄与しているほか、トラックドライバーの待機時間抑制への効果も期待される。
●今後の展望
JPRによると、現在はDD Plusによる伝票発行機能の活用からスタートしているが、今後は以下のステップでさらなる生産性向上を目指す。
①他荷主との連携による標準化と省力化
愛宕倉庫は、フマキラーを含む多数の荷主の物流業務をWMSで管理していることから、本件の取り組みは同様のシステム連携を水平展開するきっかけとなりうるもの。愛宕倉庫が取り扱う他の荷主とも協調し、伝票発行業務の標準化を行うことで、物流事業者側の負荷軽減を目指す。
②パレット受け払いのワンストップ化
伝票データとパレット情報をセットで取り扱い、入荷手続きと同時にパレットの受け払いも完了できる運用を目指す。
③伝票レス・検品レスの実現
将来的には紙伝票そのものをなくし(完全電子化)、他社システムとの連携・出荷データ(ASN)等を活用した検品レス体制の構築を見据えている。
4社は今後も連携を強化し、物流業界全体の課題解決と持続可能なサプライチェーンの構築に貢献していくとしている。

