ラピュタロボティクス㈱は12月10日、国分グループ本社㈱のグループ会社、国分北海道㈱の札幌ロジスティクスセンターに協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」を導入したと発表した。これにより、同センターの倉庫業務のDXとオペレーションの「仕組み化」を実現し、安定的なセンター運営と事業継続を後押しする。

国分北海道の札幌ロジスティクスセンターで稼働中のラピュタPA-AMR

ラピュタによると、同センターでは、人手不足が深刻化し、より少ない人員で運営できるセンターの構築が重要なテーマとなっており、短期雇用やスポットワーカーの活用が増える一方で、ハンディターミナルやリストによる作業はベテラン作業者に依存する部分が大きく、初めて作業を担当する人が戦力として活躍するまでに時間を要していたほか、労働人口の減少や従業員の高齢化により、重労働の負担軽減も避けては通れない課題となっていたとしている。

さらに、物流現場の作業複雑化に伴い、作業の属人化から脱却し、誰でも一定の品質で業務を遂行できる「作業の標準化や仕組み化」が求められていた。同時に、将来の物流を担うDX人材の育成も喫緊のテーマとなっていた。

そうした背景から同センターでは、倉庫業務の効率化と標準化を同時に実現できるソリューションとして「ラピュタPA-AMR」の導入を決定した。

●国分北海道における「ラピュタPA-AMR」導入のポイント
①既存倉庫への導入のしやすさ
自動倉庫やソータの導入には大規模な投資やレイアウト変更が必要となり、既存倉庫への導入は高いハードルが伴う。これに対して、AMRは通路幅の調整といった最小限の改修で既存倉庫へ導入が可能。

②小分け出荷作業における人員効率化
食品卸売業の出荷作業では、ケースを小分けしてバラ単位で出荷する作業に大きな労力が割かれている。AMRは同作業との親和性が高く、大幅な効率化が期待される。

③スムーズなプロジェクト立ち上げ
同グループの国分関信越㈱での先行導入実績を活かし、国分北海道では具体的な運用イメージを持って導入を進めることができた結果、プロジェクトを円滑に立ち上げ、計画通りに完遂することができた。