㈱Phoxterは12月3日、㈱ニチレイロジグループ本社のR&Dセンターに3Dシャトルシステム(※)を納入し、コールドチェーン領域に適した自動化物流システムの実証実験を開始したと発表した。-20℃の環境下でも安定稼働を可能にする先進技術を基盤に、次世代の低温物流モデルの検討を進めていく。

●3Dシャトルシステムの特徴
①低温環境下での安定稼働
同システムは、-20℃という厳しい環境下でも安定稼働するよう設計されている。従来は人手やフォークリフトに依存していた冷凍庫内の作業を自動化し、省人化と効率化を両立する。

②保管効率の最大化
3Dシャトルは縦・横・高さの三次元で自在に移動でき、余剰通路を削減することが可能。さらに、人手による管理が必要だった「固定ロケーション」を排し、ロボットによる「フリーロケーション管理」を実現。これにより同一面積でより多くのパレットが収容可能となる。

③システム全体の最適化
3DシャトルとAMR(自律搬送ロボット)を連携させることで、入庫から出庫までをデジタルで統合制御。保管と搬送を分断なく最適化し、柔軟かつ拡張性の高いシステムの構築を目指す。

④動的な作業計画への移行
3Dシャトル独自のシステムで庫内のパレット位置や数量をリアルタイムで把握し、需要変動やトラックの到着に応じて作業計画を即時に更新。従来の「静的・バッチ型」から「動的・リアルタイム型」へ転換し、変化に強い物流オペレーションを目指す。