プラスオートメーション㈱(+A)は10月29日、三菱食品㈱の物流子会社である㈱ベスト・ロジスティクス・パートナーズ(BLP)が運営する、小売業向け物流センター川崎夜光SDC(神奈川県川崎市)の冷蔵倉庫に、t-Sort cb15 50台を導入したと発表した。

これにより、同センターでは従来比30%の作業生産性向上、1日あたり36m/h(年間約1万3,000人時)の削減効果を見込んでいる。
川崎夜光SDCの低温帯では、約80店舗向けにチルド日配のケース仕分けを行っている。夕方から断続的に入荷する商品を、翌朝5時半~7時までに出荷準備を完了させる必要がある中で、深夜・早朝の低温環境での人員確保が課題だった。t-Sortは、短期雇用人材等でも短時間で扱える操作の容易さに加えて、多品種・多形状に応じて作業動線や仕分け先を柔軟に組み替えられる可変性が導入の決め手となり、安定した出荷体制の実現に貢献した。

