工場・倉庫のスマート化事業を展開するIndustry Alpha㈱は9月24日、自社開発の低床型AMR(自律走行搬送ロボット)「Kaghelo」を、新ブランド「Kagero」としてリブランディングすると発表した。
「Kagero」は、従来のKagheloシリーズで培ってきた開発経験と導入実績を継承しつつ、ハードウェア・ソフトウェアの両面で刷新された新たな製品ライン。今後は日本国内に加え、アジアや欧州をはじめとした海外市場での展開も見据え、日本発のプロダクトとしてさらなる発展を目指す。なお、「Kagero」については商標出願済みだが、現時点では登録審査中。

●Kageroの位置づけと特徴
「Kagero」は、日本の製造現場特有の狭い通路や限られたスペースでの運用に適した低床型AMRとして高い評価を得ている。また、単なる搬送自動化にとどまらず、工場や倉庫全体の自動化の起点として導入されるケースも増加しており、製造・物流業界のスマート化に貢献している。主な特徴は以下の通り。
①狭小スペース/かご台車対応の低床設計
②500kg/1,000kg(1,200kg可搬モデルを近日公開)の積載モデル展開
③現場の安全性を意識した冗長化設計
④多様な環境へ対応するための複数通信方式への対応
⑤独自開発のFMS(Fleet Management System)との連携による群制御・拡張性
●今後の展開
Industry Alphaは、Kageroを中心に国内外の製造・物流拠点への展開を加速する。これまで以上に国内の顧客に対して進化したAMRを提供する。さらに、海外市場では現地パートナーとのPoC(概念実証)を通じて導入モデルを確立し、日本発AMRとしての可能性を海外市場でも見据えている。
昨今、海外製や海外OEMによるAMRが増加する中で、Industry Alphaは純国産のロボット開発企業として自社開発の強みを活かしながら、日本発の技術を次のステージへと進化させていくとしている。

