㈱寺岡精工は9月16日より、スマホレジ「Shop&Go」専用オプション製品として、買い物カートに計量器を搭載した「Shop&Goはかりカート」の販売を開始した。

「Shop&Go はかりカート」は、上段・下段のかごの重さを量る計量器が、かごへ投入した商品の重量と、スマホアプリ上でバーコードスキャンされた商品の重量との差異を検知する。このようにスマートフォンのアプリと連動する計量器搭載カートは、日本で初めての製品。

「Shop&Goはかりカート」

●高まるセキュリティ需要に、重量検知で対応
スマホレジ「Shop&Go」は 、小売店内で買い物をしながらスマートフォンのアプリ上で商品のバーコードをセルフスキャンする、セルフレジシステム。このようなスマートフォン等を活用したセルフバーコードスキャンを導入しているスーパーマーケットは 2024年時点では13.4%(※1)に増え、近年広がりを見せている。一方、店舗ではかご脱け(※2)等の新たな懸念が発生し、買い物客からは意図しない万引きへ繋がると不安の声が上がる等、双方が安心して利用できるセキュリティ対策が求められていた。

「Shop&Goはかりカート」は、「Shop&Go」専用の買い物カートに、上段・下段のかご内の重さを量る計量器を搭載した。商品投入を重量によって検知する機能により、商品バーコードが正しくスキャンできなかった状態でかごに商品を投入すると、アプリ画面上に確認メッセージが表示される。また、スキャンされた商品と異なる重量の商品(※3)がかごに投入されると、同様に確認メッセージを表示する。

確認メッセージに沿って適切な処置を行わなかった場合、会計の際に商品投入時の写真が精算機に表示されると共に、精算機が従業員を呼び出す。買い物客からも店舗からも、適切に商品バーコードがスキャンされたか確認しやすい仕組みになっている。

※1:出典:「2025年版スーパーマーケット白書」全国スーパーマーケット協会
※2:商品をスキャンしたように見せかけてかごに追加し、支払いを免れる詐欺の手法の通称
※3:商品マスタに理論重量の登録が必要

●カメラによる画像検知との組み合わせで、より高精度かつ従業員にやさしいシステムに
従来より「Shop&Go」はスマートフォンのアウトカメラを用いた「画像かご脱け検知」機能を搭載している。故意または過失にかかわらず、スキャンできていない商品がかごの中に追加されると、かご内の画像の変化を検知し、確認メッセージを表示する。

また、重量検知や画像検知で確認メッセージが出た際は、対象商品の画像をカメラで撮影している。買い物中に適切な処置が行われなかった場合、精算時に精算機の画面上に写真が表示されるため、従業員は写真を見ながら確認をすることが可能。

●コインロックでカート充電・回収作業を効率化

確認メッセージ例

「Shop&Goはかりカート」には、充電機能付きのコインロックをオプションとして搭載可能。最大15台までの連結が可能で、一晩で全台の充電が完了、1回の充電で1日の営業時間内の利用が可能。一般的なコインロック同様、利用開始時はコインを入れてロックを解除し、返却時はチェーンをはめることでコインが返却される。はかりカートの充電作業・回収業務の効率化に役立つだけでなく、盗難防止にも効果を発揮する。

●独自システムにより「はかりカート」利用が容易に
「Shop&Go」は、店舗に設置している専用スマートフォン端末や、買い物客自身の端末にアプリをインストールして使用する。「Shop&Goはかりカート」利用の際も同様に、カートに表示されているQRコードをアプリ上で読み込むだけで、簡単にカートとスマホアプリをBLE接続できるようになっている。この連携技術(※特許出願中)により、買い物客の利便性が増すだけでなく、店舗にとってもシステム導入のハードルが下がる等、双方の安心に貢献している。

●製品概要
製品名:Shop&Goはかりカート
発売日:2025年9月16日(火)
製品URL:https://www.teraokaseiko.com/jp/products/PRD00509/