㈱インフュージョンは11月26日、主力サービスのクラウド/SaaS在庫管理システム「在庫スイートクラウド」において、フィールドサービス業からの問い合わせ率が増加していることを受けて、サービスマンの効率的な使用部品の報告を目指し、11月27日にスマートフォンアプリを強化すると発表した。

現場でバーコードを活用し入力する様子

同社が提供する「在庫スイートクラウド」は、どこでもスマートフォン(iOS/Android)から入力できる利便性と、多拠点・多ユーザーで利用しやすい価格のため、製造装置や空調システム、プリンタ等のフィールドサービスにおける部品管理でも利用されているサービス。特に2024年は、フィールドサービス業からの問い合わせの割合が前年比17.14%増加している。

問い合わせした人にヒアリングを行い、以下のような声が寄せられた。

・サービスマンへ支給しているスマートフォンを業務に活用したい

・人手不足もあり、補助的作業の軽減を目指したい

・QRコード決済のように、バーコードで入力したい

そうした背景により、サービスマンが部品の持出/返却や、現場での使用部品の報告を効率的に行えるよう、スマートフォンアプリの強化を行うことにした。

デバイスごとにサービスマンの情報をセットし、使用部品の報告時に1タップで入力できるようにすることで、10品目の登録で30秒の時短を実現する。

※QRコードは㈱デンソーウェーブの登録商標。

フィールドサービスでの部品の流れと報告業務

●今後
「在庫スイートクラウド」は、フィールドサービスの課題強化を進め、導入拠点数3,000拠点を目指すとしている。

●「在庫スイートクラウド」について
クラウド/SaaS在庫管理システム「在庫スイートクラウド」はハンディターミナル・スマートフォン(Android・iOS)共に入力デバイスとして利用が可能。リアルな在庫管理を軸に倉庫・物流センター内において在庫管理・倉庫管理の改善を支援するシステム。2024年4月時点で、全国1,855拠点以上の現場で稼働している。

●「在庫スイートクラウド」の詳細
https://infusion.co.jp/zsc/

在庫スイートクラウド