日本電産㈱は2月7日、子会社の日本電産シンポ㈱が無人搬送車(AGV)・自立型移動ロボット(AMR)用駆動モジュールの新製品を発売したと発表した。
日本電産シンポが発売中のAGV・AMR用駆動モジュールにおいて従来の直流48V仕様に加え、周辺機器で多く使用されている直流24Vと同じ電圧で駆動する直流24V仕様のラインナップを追加したもの。
駆動部には同社が得意とする、はすば歯車の技術を応用したコンパクト・静音設計の減速機を採用。許容耐荷重250kgfと650kgfの2種類をラインナップした。ドライバは1台で2軸のモータ制御が可能で、同社従来比60%の小型化を実現し、AGV・AMR の小型、軽量化に貢献する。上位コントローラとのインターフェースは工場自動化機器で利用されることが多いRS-422通信機能に加え、CAN(Controller Area Network)通信機能を搭載している。