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イーソル、パナソニック システムネットワークス社の耐環境タブレットの取り扱いを開始

2014/07/29

イーソル(株)(本社:東京都中野区)は、パナソニック システムネットワークス(株)が7月より販売を開始した、頑丈タブレットコンピュータ「TOUGHPAD(タフパッド)」シリーズの、音声通話機能を搭載した「FZ-E1」および「FZ-X1」の取り扱いを開始したことを発表した。

同社製耐環境型ハンディターミナル「PS-9020 eSOL Geminus(イーソル ジェミナス)」および耐環境型アクセスポイント「PS-9311」とともに、TOUGHPAD FZ-E1/FZ-X1が同社の耐環境製品ラインアップに加わったことにより、ユーザの選択肢が広がり、業務や現場の状況に応じて最適な製品を使用できるようになったという。

同社は今後、物流・流通をはじめとする多種多様な現場向けに、TOUGHPAD FZ-E1/FZ-X1に対応したアプリケーションや業務改善システムを開発し、TOUGHPADユーザの業務効率の大幅な改善を強力に支援する。 

TOUGHPAD FZ-E1/FZ-X1は、スマートフォンと同様にLTE/3G回線による音声通話が可能な、耐環境性に優れた頑丈タブレットコンピュータだ。屋内外の過酷な環境を想定し、3メートルの高さからの落下にも耐え得る耐落下・耐衝撃性能、IP65/IP68準拠の防塵・防滴・防水性能、-20度~60度の広範囲な温度下での正常動作の確保を実現している。5型液晶ディスプレイには、手袋を装着したままでも的確な画面操作を可能にする「高感度近接検知タッチパネル」が採用されている。さらに雨や水滴などが付着した状態でも操作できる、パナソニックシステムネットワークス社が特許出願中の独自開発による「水滴誤動作防止機能」を搭載している。ユーザは、スマートフォンと同等の機能を持つTOUGHPAD FZ-E1/FZ-X1を使うことで、冷凍倉庫や水産加工場などの物流・流通現場や、埃が舞う屋外など様々なシーンにおいて、ICT(情報通信技術)を活用した現場運営が容易になるという。

同社は、1979年にルートセールス向けの車載用指定伝票発行システムの発売以来、物流・流通現場における多様な課題を解決するためのソリューションを提供している。耐環境ハードウェアとしては、ハンディターミナル「PS-9020 eSOL Geminus(イーソル ジェミナス)」とアクセスポイント「PS-9311」を開発・販売し、これまでに様々な冷凍倉庫や水産加工場などで多数採用されている。PS-9020 eSOL Geminus は、完全結露対策設計により-30度の環境下で頻繁に出し入れしても結露せずに使える。IP67に準拠した耐環境設計で、厳しい環境の下でも優れた防塵・防水機能を発揮する。また様々な種類のバーコードスキャナを搭載できるため、ユーザはニーズに合わせたスキャナを選択することが可能。PS-9311にも完全内部結露対策設計が施されているため、-30度~45度という幅広い温度帯での動作が実現されている。IEEE 802.11/a/g/nに対応し、無線LANの暗号化方式にはWPAおよびWPA2を採用しているため、高度なネットワークセキュリティの構築が可能だ。

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