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イーソル、バッテリを搭載したプリンタカートを開発

2014/07/23

イーソル(株)(本社:東京都中野区)は、据え置き型ラベルプリンタなどの機器に電源供給が可能な、バッテリ搭載型のプリンタカート「PS-CART」を開発したことを発表した。

同カートにより、電源供給が難しい物流倉庫や工場などでも、電源が必要な機器の長時間運用が可能になる。同カートは受注生産で、機器を設置する天板部はカスタマイズにも対応しているという。

物流倉庫や工場などの物流・流通現場では、製品などに貼り付けるラベルをその場で発行するケースが多々ある。一方で、そのような現場ではプリンタの電源が取れない場合が多いため、プリンタは現場から離れた事務所に設置されることがほとんどだ。携帯用プリンタは、現場でのラベル発行に適しているが、スペックの観点から大量のラベルを素早く発行するには課題がある。バッテリを搭載する同カートを利用することで、大量ラベル発行向けの据え置き型ラベルプリンタへの電源供給が可能になるため、場所を選ばずに製品ラベルなどを発行できる。同カートは可動式のため、ユーザは貼り付け対象物の近くでラベルを発行でき、作業効率の向上が期待できるという。

同カートの天板部はカスタマイズ可能で、プリンタ以外にも、ハンディターミナルやタブレット端末など、各種機器を設置できる。これらの機器に対してもバッテリから電源供給ができるので、ピッキングカートや検品端末用カートとして運用することもできるとしている。

販売ターゲット:物流・倉庫(入出庫・倉庫管理、トレーサビリティ)、工場(生産管理、工程管理)、小売・流通(商品管理)

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