2014/07/22

郵船ロジスティクス(株)は、海上コンテナ内に専用デッキを設置し段積みを可能にする海上輸送サービス、Smart wing series "Ocean", DDCT（Double Deck Container Transport）を7月1日から販売を開始したと発表した。

4月に行ったトライアル輸送でデッキの安全性が確認できたこと、また電子電気機器、化学品、食品、自動二輪など多方面で輸送需要が旺盛なことから、今般の商品化に至ったという。サービス対象レーンは同社ネットワークのある全レーンで、顧客の要望に沿った輸送提案が可能。

同サービスは、日本郵船と同グループ会社のMTIが共同で開発した専用デッキ（コンテナ上部のラッシングアイから吊り下げる構造）をコンテナ内部に設置し、内部のスペースを上下2つに分けることで、(1)積載効率の向上、(2)輸送費の削減、(3)CO2の削減を見込める、という。