金剛㈱は10月21日、同社製電動式移動棚HPZSに搭載されている「オートパワーオンオフシステム 」が、(公社)発明協会による令和4年度九州地方発明表彰の九州経済産業局長賞を受賞した。

受賞した「オートパワーオンオフシステム 」とは、操作スイッチに手をかざすと検知センサが感知し、電源が入る仕組み。タイマー機能により、利用後は設定時間の経過で電源が切れ、スリープ状態になる。利用の際に手動で解除操作を行う必要がなく、ストレスなく利用できる。

加えて、従来の電動式移動棚は電力使用比率のうち、稼働に必要な電力は約10%しかなく、待機電力が約90%と無駄な電力が多くあったが、「オートパワーオンオフシステム 」によって総消費電力のうち約88%の待機電力をカットできるため、CO2排出量削減にもつながる環境配慮製品となっている。

「オートパワーオンオフシステム 」は総消費電力の約88%の待機電力をカットできる環境配慮製品
「オートパワーオンオフシステム 」搭載の電動式移動棚HPZS