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NTTデータMSE、ウェアラブル端末を活用した法人向けソリューションの提供を開始

2014/07/09

(株)NTTデータMSE(本社:神奈川県横浜市)は、 スマートグラスやスマートウォッチ等のウェアラブル端末を用いた法人向けウェアラブル端末活用ソリューション「Bizウェアラブル」を7月9日より提供開始すると発表した。

「Bizウェアラブル」は、ウェラブル端末上で動作する業務アプリケーションと管理するシステムなど一式を提供するもの。製造・物流・小売・ヘルスケア・サービス等、幅広い企業で初期費用や期間を抑え、ウェアラブル端末を使った取り組みを開始できる。また、トライアルを実施し、自社におけるウェアラブル端末導入の効果検証をしたのち、本格的なシステムの構築や、業務要件にあわせたアプリケーションを導入することができる。

技術革新やインフラ整備などの条件が整ったことで、様々なウェアラブル端末が登場している。ウェアラブル端末を装着することで、ジェスチャーや音声認識によるハンズフリーでの作業や、オフィスからの遠隔指示やマニュアルの参照など、作業効率の向上や作業漏れの軽減が期待できるため、製造や小売、建設など多くの業界でウェアラブル端末の業務での活用が注目されている。

しかしながら、ウェアラブル端末の導入を検討する企業においては、ウェアラブルを導入するためのシステム構築などの投資に見合った効果が得られるのか、自社の業務特性がウェアラブル端末とマッチするのか、様々なウェアラブル端末がある中で自社にはどの端末が適しているのかがわからないなどの不安がある。

そこで同社は、トライアル導入をすることができ、かつ企業のウェアラブル端末導入に必要なシステム一式を備えた「Bizウェアラブル」を提供することとしたという。

「Bizウェアラブル」は、ウェアラブル端末上で動作する業務アプリケーション、ウェアラブル端末を管理するシステムなど一式を提供する。これによって、製造・物流・建設・小売・ヘルスケア・サービス等の企業は、ウェアラブル端末を使った先進的な取り組みを開始できる。

ウェアラブル端末の導入効果を見極めてから本格導入を検討したい企業に対しては、導入効果を検証するためのトライアル環境を提供する。これによって、企業は最短2週間でウェアラブル端末を利用できる環境を導入できる。トライアルの検証やその後のシステム構築、業務に合わせたアプリケーションのカスタマイズや保守までを幅広くサポートする。

「Bizウェアラブル」は、必要な基本機能を備えたウェアラブル端末向け業務アプリケーション「Bizウェアラブルアプリ」とサーバーシステム「Bizウェアラブル基盤」を合わせて提供することで、企業は初期開発費用や期間を抑えることができ、かつ必要最低限のスモールスタートで導入することができる。

サービス提供開始時点では、Vuzix M100、MOVERIO BT-200などのスマートグラスに対応する。今後、Google GlassやRECON JETなども対応する予定。顧客の業務に最適なウェアラブル端末を提案し、顧客の業務に合わせたカスタマイズを行う。

企業で本格的にウェアラブル端末を導入するためには、デバイスの管理やセキュリティ対策、企業の基幹システムとの接続などが必要。「Bizウェアラブル」は、取引データや顧客情報等の機密性の高い情報を扱う事を想定しているため、高セキュアな機能や管理者向けのマネージメント機能、企業の基幹システムとの接続を提供するとしている。

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