産業用センサメーカーの北陽電機㈱は、AGV/AMR等が産業車両向け安全規格(ISO3691-4、JIS D6802)に貢献するセーフティコントローラを9月13日から東京ビッグサイトで開催される国際物流総合展2022で参考出展すると発表した。
近年、物流搬送において人手不足、生産性向上の一環として製造現場をはじめとする運搬作業にAGVやAMR(Autonomous Mobile Robot)の導入増加に対し、日本では産業車両の安全要求事項を規定するJIS規格が改訂され、安全に関する要求が非常に高まっている。
同社は同規格の要求事項を満たすほか、AGVやAMRのような搬送車両をターゲットに向けた仕様でセーフティコントローラを開発中。今回参考出品するセーフティコントローラは産業車両の安全要求ニーズを満たす必要入出力点数と速度監視に必要なエンコーダー入力機能を搭載。同社のセーフティスキャナ「UAM」シリーズと省配線で接続できる仕組みを実現する、としている。同製品は2023年発売を予定している。