三井倉庫ホールディングス㈱は6月1日より、国内外の輸送に関するCO2排出量簡易算定ツールを公開した。

同ツールは、昨年より開始した物流を通じて顧客のサプライチェーンサステナビリティの実現を支援するサービス「SustainaLink(サステナリンク)」(※1)の一環として、顧客がCO2排出量を簡単に算定できるツールとして同社ホームページ上で無料提供するもの。

顧客が輸送に関する重量・輸送手段・出発/到着地の3つの情報を入力するだけで、CO2排出量を即座に把握でき、輸送手段ごとの計算結果の比較も可能となる。国内のみならず国際輸送を利用する顧客にも対応している。

●CO2排出量簡易算定ツール
https://www.mitsui-soko.com/sustainalink/emissions_calculator/

サービス提供サイトのトップ画面

さらに、多量の輸送データを用いたCO2排出量の算定や、CO2排出量を削減するソリューションを希望する顧客には、個別にサービスを提供していく(※2)。

※1:「SustainaLink」とは、同社グループの豊富な物流ノウハウを生かし、環境、労働力、災害にまつわるリスクに対応した幅広いメニューを提供するサービス。顧客が抱えるそれぞれの課題に応じた物流リスクの見える化や改善を通じて、サステナブルな物流体制の構築を支援する。

※2:個別サービスにおけるCO2排出量の算定は、関連法令や国際基準に基づいており、第三者機関による妥当性評価を取得している。