法政大学ビジネススクール発のスタートアップである㈱Lean Energy(リーンエナジー)は5月21日、国際物流プラットフォームサービス「e-Bid Freight(イービッドフレイト)」で、荷主とキャリアをマッチングするサービスをリリースした。

●「e-Bid Freight」概要
国際物流で荷主がキャリア(船会社やフォワーダー)に対して開催する入札を自動化するほか、運賃管理、運賃購買、ブッキング等を支援するサービス。2019年10月にサービスを開始して以来、国内外でユーザーを増やしており、現在は5か国で1,300をこえるユーザーが利用している。特に新型コロナ蔓延以降はコンテナ不足、スペース不足、運賃の高騰などの課題への対策として新規ユーザー登録が増えている。

●新マッチングサービスの特長
今回リリースした新サービスは、同社が開発した独自のマッチングエンジンにより、輸送モード、輸送品目、発地、着地の4つのカテゴリーでサービスレベルを評価して、荷主とキャリアをマッチングするもの。サービスレベルは応札者が自身で登録するほか、e-Bid Freightの実績等を加味して、適宜更新される設計になっている。

マッチングの機能は荷主にもキャリアにもメリットがあり、荷主はキャリアのサービスを定量的に評価でき、キャリアは自らの強みを売り込むのに最適なマーケットプレイスとなる。e-Bid Freightはどちらかというと、大手企業のユーザーが多いが、マッチング機能をリリースすることで、中小規模の荷主や船会社、フォワーダーも利用することが可能。

●サービス詳細
国際物流プラットフォーム e-Bid Freight(イービッドフレイト)
サービス全般:https://www.ebidfreight.com/service
プラットフォーム詳細:https://www.ebidfreight.com/platform