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サトー、iPod を利用したウェアラブル型ボイスピッキングシステムを販売開始

2014/07/03

(株)アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区)と(株)サトーは、AppleのiPod touchを利用した、物流業界向け、ウェアラブル型ボイスピッキングシステム「AmiVoice iPicking」を共同開発したと発表した。iPod touchを利用したボイスピッキングシステムは、日本初(アドバンスト・メディア調べ)。同社が総販売代理店として、7月14日より販売開始する。

ボイスピッキングシステムは、音声認識を活用した音声指示と音声確認によるピッキング方式で、物流現場での作業効率の向上やミスの防止において効果的であるということから、近年大きな注目を集めている。

今回、両社が共同開発したAmiVoice iPickingは、低価格、低重量で、どんな人でもすぐに使えるユーザーフレンドリーな操作性を兼ね備えた、これまでにない次世代型のボイスピッキングシステム。iPod touchを利用することで、端末価格を従来の5分の1以下に抑えることが可能になった。音声認識の特長であるハンズフリー・アイズフリーを活かしながら、端末画面での帳票確認や画像確認の利点をプラスし、スマートでスピーディーな現場作業を実現するという。

(1)高い費用対効果を実現
顧客の用途と環境に合わせて、一括購入と月額使用料の2つの料金体系からシステムを導入することができる。端末料金と合わせて、従来比20%~50%のトータル導入コストダウンを見込んでいる。

(2)高スペックでユーザーフレンドリーな操作性
iPod Touchは、CPUやメモリなどの処理能力が高く、直観的に操作ができるユーザーフレンドリーな設計だ。Bluetoothを使用するため、ヘッドセットやバーコードスキャナなど、全てをワイヤレスで使用することができる。また、画面上で帳票や商品写真などの目視確認を行うことも可能。

(3)連続稼働 最大12時間
端末稼働時間4時間に大容量バッテリーを組み合わせることで、連続稼働時間12時間を実現した。バッテリーを含めても約170グラムに収まる。ハンディーターミナルと比較して2分の1から3分の1程度の軽さだ。

(4)現場環境に合わせて、利用方法が選択できる
アームバンド装着やネックストラップ装着など、ウェアラブルに使用する事ができる。iPod touchに加え、iPadで使用する事もでき、端末をカートに取り付けることにより、ボイスピッキングカートとしても使用できる。

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