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SBSフレック、食品物流情報開示システムをバージョンアップ

2014/07/01

食品物流のSBSフレック(株)(本社:東京都墨田区)は7月1日、物流過程の商品追跡から鮮度管理までをカバーする食品メーカー向け物流情報開示システムをバージョンアップし、さらに便利に安全になったと発表した。

同社は、北海道から九州まで約70か所に事業拠点を有し、食品メーカー、卸事業者の工場・センター間の輸配送や入出荷作業、納品先への配送業務などを通じて、冷蔵、冷凍、常温、定温の食品を全国各地に日々届けている。

同社は、2011年から様々な物流ルートを経由する商品の所在、数量、ロット番号、荷姿、賞味期限などの情報を収集・管理する食品物流情報開示システムを提供開始した。

同システムの特徴は、インターネット経由で利用する方式(SaaS[サース:Software as a Service]。システム機能をユーザがネットワーク経由で活用する形態)で、早くかつ低コストで導入可能であり、どのロットの商品がいつ、いくつ出荷され、今どこにあるのか、その賞味期限はいつなのかなど、見たい情報を簡単に取り出せるボタン操作が好評だ。

今回の改善点は、“物流過程の見える化”を支える出荷、入荷、在庫、品質の4つの基本機能の処理速度の向上に加え、情報セキュリティ認証の強化、グラフの見やすさ改善とダウンロード機能の付加、スマホやタブレット対応強化などのユーザインタフェースの充実など。

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