2014/06/24

サトーホールディングス(株)のグループ会社である、SATO Vicinity Pty. Ltd.とサトーヘルスケア(株)は共同で、独自のRFID技術（PJM技術）を駆使した新しい低コストなRFIDラベル印字照合システムを6月末より販売開始すると発表した。

PJMは、一般的にRFIDの弱点とされる「重ね読み」「金属」「水」の影響に強く、専用のトンネルリーダーを使用した場合、600個のタグを1秒で読み取ることができる高速・高精度なRFID技術だ。

このたび発売するRFIDラベル印字照合システムは、PJM RFIDに対応した プリンタ、ラベル、リーダー・バーコードリーダーおよびアプリケーションソフトを含む製品一式がセットとなっており、RFIDラベル印字・エンコードおよびRFIDとバーコードのデータ照合に加え、バーコード印字検査まで行うことが可能。

表示の絶対的な正確性を求めるヘルスケア業界へ、委託在庫管理や返品（再入庫）管理を行う顧客の需要を見込むという。

同社は今後も研究開発を通じて、新しい価値を顧客に提供していくとしている。