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オークラ輸送機、AGV活用ソリューションを発表  

2021/12/07

オークラ輸送機(株)は12月6日、AGV(自動搬送ロボット)を活用したMH(マテリアルハンドリング)システムを強化し、工場や物流センターの省力化・省人化ニーズに呼応した最適なソリューションを展開すると発表した。

AGVは最大積載荷重600kgと1,000kgの2タイプと安全性の高いCE認証タイプ(600kgタイプのみ)をラインナップ。これまで台車やフォークリフト、コンベヤ等で行っていた工程間の運搬作業をAGVに置き換えることで、作業性が飛躍的に向上し、大幅な省力化・省人化が実現される。

例えば、「 PTIシステム 」等、ピッキングシステムと組み合わせた独自のワークステーションによるGTPシステムや、ロボットパレタイザとの連携によって荷積みされたパレットから必要な分だけケースを摘み取るケースピッキングシステム等、様々なAGVシステムを提案できるとしている。

●オークラのAGVシステムの特長
(1)ソリューション力
オークラの豊富なMH設備を組み合わせ、顧客ニーズに合わせた、フレキシブルな対応を実現。システムの単体販売ではなく、様々なシステムを組み合わせたトータルソリューションを提供する。
 
(2)カスタマイズ力
AGVは最小限のコンポーネントとして導入し、外部システムインタフェースや、生産性を左右するユーザーインタフェース等、顧客とのインタフェースはすべてオークラでの自社開発。顧客ニーズに沿った細かなカスタマイズにも対応できる。

(3)サポート力
グループ企業のオークラサービスでは、全国の拠点にサービスエンジニアが駐在し、緊急時には2時間以内で現場へ急行する。また、保守パーツをオークラで保管しており、万全のサポート体制で顧客設備を守る。

(4)AGVを活用したソリューション
ロボットで荷積みされたパレットをAGVで次の工程へ自動搬送。ピッキングシステムと連携したピッキングソリューションは、商品を作業者の元へ自動搬送。仕分けピッキングの省力化・効率化を実現している。

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