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「宅急便をスマホで送る」がWeb領収書等に対応

2021/11/16

ヤマト運輸(株)は11月15日、宅急便の発送手続きをスマートフォンで完結できるサービス「宅急便をスマホで送る」でWeb領収書ダウンロード機能とAppleウォレットへの対応を開始した。

これにより、経理業務のペーパーレス化への対応とテレワーク等で増えている立替払いでの発送時の利便性向上を支援する。

2019年9月から提供を開始した「宅急便をスマホで送る」は、送り状の作成から運賃のオンライン決済まで、宅急便の発送手続きをスマホの専用サイトで完結できるサービス。顧客は送り状の手書きが不要になり、事前に予約した2次元コードを店頭でかざすだけで荷物の発送ができる。

近年、テレワークの普及等により、顧客が会社の荷物を立替払いで送るケースが増えているほか、2022年1月から改正電子帳簿保存法が施行される等、経理業務のペーパーレス化が進んでいる。従来は顧客が領収書を希望される場合、都度手書きの領収証を発行していたが、Web領収書ダウンロード機能を追加したことにより、立替払いでの発送時もスマホで簡単に領収書をダウンロードできる。また、経理業務のペーパーレス化に対応し、企業における紙の使用量削減や経理業務の効率化にも貢献する。

さらに、Appleウォレットに対応したことで、荷物の発送予定日に予約店舗へ近づいた際、Apple社製端末の画面上に荷物情報の通知表示が可能。これにより、通知からワンタッチで荷物情報の2次元コードを表示することが可能になる。

●追加機能
(1)Web領収書
「宅急便をスマホで送る」の履歴画面から、利用分の領収書をPDFでダウンロードし、顧客ご自身のスマホに保存することができる。

・Web領収書の対象となる荷物
サービス開始日(2021年11月15日)以降に
 ①オンライン決済が完了した荷物
 ②発送予定日から13か月以内の荷物
 ※Web領収書の発行回数に制限はありません。ただし、2回目以降の発行は「(再発行)」と記載される。

(2)Appleウォレット
Apple社が提供するiPhone(iOS 9.0以上)アプリケーション「Appleウォレット」にて、「宅急便をスマホで送る」で荷物の発送予約をした2次元コードを管理できるようになる。Appleウォレットのパスに追加することで、発送予定日に予約店舗へ近づくと、Apple社製端末の画面上に通知が表示され、ワンタッチで発送用の2次元コードを表示することが可能。

●サービス開始日
2021年11月15日(月)

●Web領収書の利用方法

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