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クラウドWMSで少量在庫の入力時間3割減

2021/11/08

(株)インフュージョンは11月8日、同社主力のクラウド/SaaS在庫管理システム「在庫スイートクラウド」のスマートフォン向けアプリで、セルフレジのような操作性となる「自動カウントアップ」入力を機能追加すると発表した。

同機能を利用することで、ECや保守部品向け倉庫、サロンでの資材管理で多い、少量在庫の入力にかかる時間を約3割削減する。「在庫スイートクラウド」では、より多くの現場に合うよう柔軟な入力方法を提供し、導入拠点数1,000拠点を目指す。

●入力方式の違いによる入力時間の比較
4種類のアイテムを1つずつ出荷登録する操作にかかる時間を、「数量テンキー入力」「自動カウントアップ(セルフレジライク)入力」、2つの入力方式で検証する。

<テスト結果>
・数量テンキー入力
 入力時間=39秒
 画面タップ数=12タップ(バーコード読み取り、数量1、ENTERの3タップ×4回)

・自動カウントアップ(セルフレジライク)入力
 入力時間=28秒
 画面タップ数=4タップ(バーコード読み取りの1タップ×4回)

<結論>
1アイテムにつき1個取り出すといった「少量在庫」を扱う場合、自動カウントアップだと入力時間を約3割削減できる。

●比較検証の様子(動画)
https://infusion.co.jp/zsc/functions/countup/

●自動カウントアップ入力とは
入荷実績や出荷実績の登録操作で、セルフレジのようにJAN等のバーコードを読み取ることで、アイテムが入力されつつ数量も加算される機能。賞味期限や製造ロットといったロット管理を行っていないユーザーが利用可能。

●「在庫スイートクラウド」
クラウド/SaaS在庫管理システム「在庫スイートクラウド」はハンディターミナル・スマートフォン(Android・iOS)ともに入力デバイスとして利用が可能。リアルな在庫管理を軸に倉庫・物流センター内において在庫管理・倉庫管理の改善を支援するシステム。
https://infusion.co.jp/zsc/

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