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ZMP/RFルーカス、キャリロとRFIDの連携で協業

2021/10/05

(株)ZMPは10月5日、RFルーカス(株)と物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」を活用した次世代のRFID連携ソリューションの協業を発表した。

RFルーカスは世界最先端のRFIDソフトウェア解析技術を基に、RFIDタグの貼られた商品の移動検知・位置特定が可能なソフトウェアサービスを提供するテック企業で、2021年7月より新たにCarriRo Connecting Partnersへ参画した。

ZMPはRFルーカスのリアルロケーション管理システムサービス「Locus Mapping」と連携したソリューションサービスの提供を開始。これによりRFIDを利用した在庫・資産を管理している物流倉庫現場や製造現場では、棚卸・ロケーション管理を全自動で行えるようになるため、棚卸・在庫探索業務の大幅な時間・コスト削減が可能となる。

RFルーカスはRFIDの電波解析により、RFIDが貼られた在庫のロケーションを高精度で検知することができる「Locus Mapping」を2020年4月より提供開始しており、すでに大手企業の物流現場・製造現場等で導入実績がある。

今回、共同開発したソリューションサービスは、物流支援ロボット「CarriRo」にRFIDを読み取るアンテナを設置。自動でRFIDが貼られた在庫の電波を収集し、同社の解析技術で位置を特定することで、人が介在せずとも自動的に棚卸・ロケーション特定し、マップに表示できるサービスとなる。

●運用の流れ
「CarriRo」にRFID読み取り用アンテナを外付け設置し、自動で建物内を巡回してRFID読み取りを実行。収集したデータはRFルーカスの電波位置特定アルゴリズムで解析する。その後、リアルロケーションを反映した棚卸結果がマップ上に反映され、そのマップを利用することで日々の出庫時の在庫探索や庫内の利用状況管理に活用する。

●CarriRo Connecting Partners
https://www.zmp.co.jp/carriro/connecting-partners

●物流支援ロボット「CarriRo」、RFルーカス「Locus Mapping」連携概要

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