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アマゾンベンダ向け「amazingEDI」新発売

2021/09/01

ユーザックシステム(株)は9月1日より、アマゾンのベンダーセントラルの業務課題を解決するアマゾンEDIパッケージ「amazingEDI(アメイジングイーディーアイ)」の発売を開始した。

同社はこれまでアマゾンに商品を販売する企業(ベンダー企業)に対し、煩雑な業務を効率化するため、受発注データのオンラインや出荷検品、アマゾン専用ラベルの発行等を個別に開発し提供してきたが、今後EC需要の高まりがさらに加速すると見込まれ、アマゾンとの取引を効率化するシステムをより多くのベンダー企業に提供するため、アマゾン専用のパッケージ「amazingEDI」を開発した。

多くのベンダー企業はアマゾンがWebで提供している取引支援ツール「ベンダーセントラル」で受注の管理や出荷関連の業務を行い、取引が多い企業向けにファイル転送型のEDIも可能となっているが、日本の小売企業とは異なる通信手順や出荷ラベルが必要となり、システム構築にコストと時間がかかる傾向にあった。

そこで同社はこれまでの経験を生かし、アマゾンとの取引に必要な機能を絞り込み、パッケージ化することで従来に比べ約1/3の費用で提供することが可能となった。

●「amazingEDI」の主な特長
①ファイル転送式EDIを採用
アマゾン独自の通信方式(SFTP)、ファイルフォーマットを採用し、データ送受信に人的操作を極力排除し、作業時間・人的ミスを大幅に削減

②LPレシーブ ※対応検品・ラベル(SSCCラベル)発行システム
アマゾンの仕様に準じた検品方法、ラベルレイアウトを採用することで誤出荷およびアマゾン側での受領ミスを削減し、入金確認作業の削減を実現する。

※LP(ライセンスプレート)レシーブ:アマゾンの推奨する事前出荷通知による受領処理
納品内容を梱包の単位で事前にアマゾンに送信し、対応したバーコードラベルを出荷箱に貼付することで、アマゾン側で箱単位の受領を可能にし、仕入計上の迅速化、検品モレによる支払齟齬を削減する仕組み

③専用ハードウェアもセットで低価格を実現
検品業務に必要な無線ハンディターミナル、ラベルプリンタもセットにして導入しやすい価格を実現

●「amazingEDI」価格
・ソフトウェア:100万円(1年ライセンス)、450万円(5年ライセンス)
・ハードウェア:60万円(買取)
※無線ハンディターミナル(2台)、アクセスポイント、ラベルプリンタ、周辺機器

●他ソリューションと「amazingEDI」の比較

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