2021/08/27

OpenTextは7月、OpenText Cloudに複数のイノベーションを採用し、あらゆる規模の企業のインテリジェンスを高め、よりセキュアでコネクテッドな企業へと導く「OpenText Cloud Editions (CE) 21.3」の提供を発表した。 

大規模なクラウド環境の情報管理をサポートするため、CE 21.3では製品、ソリューション、インテグレーションに関し、最新の顧客データプラットフォーム「OpenText Experience CDP」や不適切なコンテンツを特定・修正する、人工知能（AI）を活用した「OpenText Magellan Risk Guard」（日本での展開は未定）のほか、以下の重要なイノベーションをサポートしている。

「OpenText Extended ECM for Office 365」のアップデート：Microsoft Teamsとのより高度な連携を通じ、コラボレーション、生産性、適切な情報のコントロールをこれまで以上に簡素化する。

コンテンツサービス、FAX、通知、キャプチャ、セキュリティ向けにAPIを提供：オープンテキストは、情報管理ソリューションをクラウドAPIとして提供するというコミットメントを掲げている。その一環として、「OpenText Developer Cloud」はコンテンツサービス、FAX、通知、キャプチャ、セキュリティにもAPIを提供する。「Webroot」のリアルタイム脅威保護および監視用APIは、機密情報の保護と、サイバー攻撃のリスクの軽減をサポートします。さらに、「OpenText Business Network Cloud」が、SAP S/4HANA Cloud環境で135種類のAPIのコネクターを提供。これによって企業は、リアルタイムのデータフローを解放しつつ、SAP S/4HAHA Cloud環境への移行時の混乱を最小限に抑えられる。

●「OpenText CE 21.3」詳細