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三菱ロジス、「プラッターオート Hタイプ」販売開始

2021/08/24

三菱ロジスネクスト(株)は8月24日、レーザー誘導方式無人フォークリフト「プラッターオート Hタイプ」を全国の三菱ロジスネクスト販売店を通じて販売を開始した。

●「プラッターオート Hタイプ」動画
https://eqm.page.link/PXey

●主な特長
(1)有人フォークリフトと同等の搬送能力を実現
有人リーチ型フォークリフトと同等の走行速度・リフト速度を実現し、作業性を向上した。
・周囲の安全性を確保することで、走行速度は最大9.0㎞/h(※1)、リフト速度は390㎜/秒(※2)を実現し、搬送能力の向上を図った。
・走行・リフト速度の向上と各連動動作を最適化し、各動作タイムラグを見直すことで標準無人フォークリフトと比較し、約29%以上のサイクルタイム短縮が可能となった(※3)。

(2)有人フォークリフトと同じシステムレイアウトが可能
車体のコンパクト化、最小旋回半径の縮小等により、スペースセーヴィングを実現し、有人リーチ型フォークリフトと同等のシステムレイアウトを可能とした。
・荷姿W1100×L1100㎜で直角積付け通路幅2.7mを可能となり、有人フォークリフトのラックレイアウトがそのまま使える。
・従来の無人フォークリフトに比べ、同数のパレット数を保管した場合、約 16%※4のスペースセーヴィングを可能とします。

(3)安全機能の更なる強化
作業者との共存が必要となる物流倉庫での使用を想定し、安全装備をさらに強化している。
・安全センサを車体4か所に配置。車体全周囲の障害物を検出し減速・停止する。また、車両全周に安全バンパーを装備し、万が一の接触時にも安全を確保する。
・パレット差込時に機能するフォーク先センサ/衝突検知機構 
 
(4)レーザー誘導方式の採用でフレキシブルな対応が可能
車体上部のレーザースキャナで反射板を検出し車両の位置を把握して走行する「レーザー誘導方式」を採用している。
・磁気棒の埋設工事が不要ですので、床工事不可の物流現場(マルチテナント倉庫等)への導入に最適。また、フレキシブルにルート変更ができ、レイアウト変更を容易に行える。
・複数台稼働管理システム「Route Optimizer(ルートオプティマイザー)」により、限られた空間でもそれぞれが自動的に最適ルートを選択し、効率的な搬送を可能とする。

※1:前進時、負荷/無負荷時の走行速度
※2:負荷時リフト上昇速度
※3:同社標準タイプ無人フォークリフトとの比較数値(実測値)
※4:同社標準タイプ無人フォークリフトとの比較数値

●年間販売目標
50システム(100台)
※無人フォークリフトシリーズ全機種の目標

●レーザー誘導方式無人フォークリフト「プラッターオート Hタイプ」(上・下)

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