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日揮情報システム、設備資産管理ソリューションをアルジェリアの国営石油会社に導入

2014/04/24

日揮情報システム(株)(本社:横浜市西区)は、インフォアジャパン(株)(本社:東京都千代田区)の設備資産管理ソリューション「Infor EAM」を、アルジェリアの国営石油会社であるアルジェリア炭化水素公社(ソナトラック)に導入したことを発表した。

インフォアの20年以上にわたる企業の設備資産管理をサポートしてきた経験を反映した設備資産管理ソリューション「Infor EAM」は、Fortune 500の60%以上の企業を含む、世界中の企業に導入されている。個別生産形態における予防保全、食品・飲料業界における予知保全、紙パルプ業界における排出管理およびエネルギー需要管理、ライフサイエンス業界におけるリスク基準保全、輸送業界におけるフリート管理、石油・ガス業界における線形資産管理、公共事業における資産追跡管理および状態基準保全など、「Infor EAM」はさまざまな企業が直面している設備資産の課題を解決へと導くという。

同社では、すでに自社製品である設備保全管理システム「PLANTIA」を、国内製造業を中心として160社320以上の事業所に導入している。「PLANTIA」による製造現場中心の設備保全管理分野に加え、EAM(エンタープライズ アセット マネジメント:企業資産管理)分野を「Infor EAM」で拡大すべく、このたび、インフォアと最新のチャネルパートナー契約である「Infor Partner Network Agreement」を締結した。

また、同社は、日揮(株)の海外プロジェクトであるアルジェリア炭化水素公社(ソナトラック)の建設プロジェクトで「Infor EAM」を導入した。「Infor EAM」はアルジェリア ガシツュイユ(Gassi Touil)地区での天然ガス大型処理設備の建設において使用され、設備の1万件以上の機器データを設計情報から収集・登録、各々の設備の劣化パターンに応じた保全方式を管理する事で、オペレーションリスクの低減とメンテナンスコスト最適化を実現している。またシステム画面および登録データはすべてフランス語で表示・入力されている。

なお、現在、同案件以外でも、インドネシアで遂行中のプロジェクトにおいて「Infor EAM」の導入が進んでいる。

今後、同社は、インフォアジャパンのパートナービジネスを推進し、「Infor EAM」のライセンス販売、システム導入のためのコンサルテーション、システムの導入サービス、運用支援サービスなどを国内外で提供していくとしている。

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