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ユーザック、アマゾン取引企業向けEDIシステム新発売

2021/06/24

ユーザックシステム(株)は6月24日、アマゾンのベンダーセントラルの取引でよく聞かれる業務課題を解決する新製品「amazingEDI(アメイジングイーディーアイ)」を開発、2021年8月の提供に向け導入の相談、予約の受付を開始したと発表した。

コロナ禍において飛躍的な伸びを見せたEC業界の中でも特に、アマゾンと取引をするベンダー(アマゾンへ商品を卸す企業)もビジネスの成長を加速させている。

しかし、受注業務や検品・出荷でこれまでにない取引量の増加に出荷の現場は多忙を極め、アマゾンの「ベンダーセントラル」での業務では登録ミスによる遅延、残業の発生等、多くの課題を抱えていた。

アマゾンでは、ベンダーセントラルのほかにファイル転送式のEDIシステムが存在し、これを導入できればある程度の業務課題は解決できる。

問題は同EDIシステムが、いわゆる日本標準のEDIと異なるアマゾン独自の方式であるため、対応しているソフトウェアや開発ベンダーも多くない現状にあり、導入コストも割高になるという背景があった。

そこでユーザックシステは、アマゾンとの取引業務の効率化プロジェクトを手がけた10数年の実績とノウハウを集結し、パッケージ化を検討。アマゾン取引専用とすることで必要な機能を絞り込み、ノンカスタマイズでリーズナブルに業務効率向上を支援する「amazingEDI」を開発した。

●「amazingEDI」3つの特長 
(1)アマゾンの通信方式、ファイルフォーマットを採用
  カスタマイズ不要でアマゾンとの通信を実現可能
(2)納期回答・専用ラベル発行機能
  アマゾンが要請する業務フローを採用、通信以降の処理も「amazingEDI」で完結

(3)専用ハードウェアもセットで低価格を実現
  業務に必要な無線ハンディターミナル、ラベルプリンタもセットにして導入しやすい価格を実現

●「amazingEDI」製品概要 
製品名称:amazingEDI(アメイジングイーディーアイ)
価格(ソフトウェア):100万円(1年)、450万円(5年)
※サブスクリプション方式による提供
価格(ハードウェア):60万円(買取)
※無線ハンディターミナル(2台)、アクセスポイント、ラベルプリンタ、周辺機器
販売方法:同社営業および販売代理店
出荷開始日:2021年8月予定

●「ベンダーセントラル」のオペレーションと業務課題(上)、「amazingEDI」システムイメージ(下)

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