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大塚倉庫、BtoB受発注業務対応「受注net」を開始

2021/05/25

大塚グループ(大塚製薬、大塚食品)の受注業務を担っている大塚倉庫(株)は5月25日、PCやスマホから簡単に発注できる「受注net」を開発し、昨年10月より全国の約2,000社の卸を対象に随時運用を開始しており、今回全国展開を開始したと発表した。

これまで大塚グループの受発注では、全体の70%がEDI(電子データ交換)で受注し、デジタル化されていたが、残りの約30%が専用発注用紙(OCR)やFAX用紙での受注(主に消費者商品)だったため、受注拠点に出社し業務を行う必要があった。

コロナ禍によりBCPの見直しが叫ばれる中、「受注net」の導入でオンライン化が進み、受注業務もテレワークで作業できる環境へと進化させることができた。また、卸も倉庫内や自宅等事務所以外で場所や時間を選ばず発注することが可能となり、さらに発注の締め時間も1時間延長できる等、サービス向上にも繋がっているという。

●卸の声
・発注画面も非常にシンプルで、以前の紙での発注は15分かかっていた所、5分と発注業務時間が大幅に短縮されました。その結果、別の業務を遂行することができ、働き方改革にも繋がっています。

・今までは倉庫内で在庫を確認し、紙にメモをして、デスクへ戻り発注していましたが、スマホをもって倉庫にいけばその場で発注できるようになり、大変助かっております。

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