日本GLP(株)グループの(株)モノフルは5月13日、トラック受付/予約システム「トラック簿」で山九(株)グループの(株)インフォセンスとの間で代理店契約を締結した発表した。

モノフルは2019年4月、物流施設や工場等におけるトラックの長時間待機問題を解消するトラック受付/予約サービス「トラック簿」の提供を開始。現在大手メーカーや3PL等多くのユーザーに利用されている。一方、インフォセンスは物流コンサルティングや倉庫管理システム「ZIZAIA/WMS」、点呼マネジメントシステム「デジタル点呼マネージャー」等、多彩な物流ソリューションを提供し、業種や企業規模の大小問わず多くのユーザーに利用されている。

「トラック簿」はリリースから2年となり、月額基本料0円によるバースの見える化や、出荷車両コントロールによる構内混雑緩和、複数個所の積場をまわるような現場での各所の状況共有など、多数の課題解決を推進。最近では取得したデータを活用し、「点」の相談だけでなく、WMSのピッキング状況との連携や、協力会社から送付される車番連絡票の取り込み等、周辺業務との連携等の相談も増えている。

そこでモノフルは自社サービスのみで課題解決するのではなく、インフォセンスの展開する各種物流システムと一体で組み合わせることにより、物流業界で問題となっているトラックの長時間待機や、電話、Fax、手書き伝票による煩雑な受付業務を一気通貫で解決できる「面」でのソリューション提案を行うことが可能となる。

今後は相互の知見を共有することで、販売のみならずパートナーとして両社のシステム連携や新ソリューション開発を視野に、物流業界のDX化がよりスムーズとなるよう力を合わせていく。