(株)NTCは5月17日、物流倉庫向けにスマートフォン等のカメラで撮影した画像をAIが識別し、品番に変換できるサービスの提供を開始した。

物流倉庫内では、検品作業等の際に製品を識別するJANコードや自社品番等の製品コードが必要になるが、 品番が付与されずに入荷したもの、品番の貼付が難しい製品等は従来のハンディターミナルでも読み取り作業ができない。このようなケースでは、現状物流担当者がシステムに登録された製品コードを改めて発行するか、製品の仕様書や伝票等に記載されている名称や製品コードで照合するといったコストアップに繋がる作業が多く発生する。

今回のサービスは、そうした、ハンディターミナルでは解決できないような、JANコードやマスタ品番等の製品コードがない製品の管理や検品の手間を、AIの技術で「画像」からコードを取得することで解決する。