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パナソニック、カーナビを利用した業務用車両運行管理システムを発売

2014/04/21

パナソニック(株)オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、業務用SSDポータブルカーナビゲーション及びパソコン用業務管理ソフトを5月中旬に発売すると発表した。

燃料費高騰による省エネ意識や、業務用車両の安全運行と業務効率向上への意識が高まり、車両・ドライバーの運行・業務情報の管理と安全運転サポートへのニーズが拡大している。

同製品は、カーナビゲーション・PCソフトを使った車両運行管理システムだ。クラウド等の通信インフラを使わず、SDメモリーカードをブリッジメディアとして手軽にシステムを構築するため、通信コストが掛からない。運送会社に限らず一般企業の営業車両の業務効率の向上にも貢献する。走行データ、積荷の有無、休憩時間、給油などの運行記録をカーナビゲーション内のSDメモリーカードに記録。業務終了後にパソコン用業務管理ソフトで簡単に集計、一括管理ができ、日報・月報の出力などによる可視化を図ることで、車両運行の効率化を課題とする企業と営業ドライバーをサポートする。

同社はポータブルカーナビゲーション技術を活用した業務用車両運行管理システムで企業の業務効率の向上とドライバーの安全運転をサポートしていくとしている。

<特長>
1. ポータブルカーナビゲーションを利用し、手軽に車両運行管理システムの構築が可能
・市販市場で好評のポータブルカーナビゲーションをベースに、クラウド等の通信インフラを使わず簡単に通信コストのかからない運行管理システムを構築
・複数のポータブルカーナビゲーションの運行記録を1台のパソコン(1本のソフト)で管理
2. ドライバーごとの運転日報をパソコンで自動作成し、作業負担を軽減
・業務終了後に運行記録が書き込まれたSDメモリーカードをパソコンに挿入し、日報を簡単に作成でき、自動印刷も可能
・ドライバーの1日の行動をグラフや走行軌跡でわかりやすく表示
3. 集計したデータからドライバーの運転傾向などを把握して、運行業務効率を向上
・運転者別月報で各ドライバーの運転傾向が把握でき、省エネ・安全運転の管理指導が可能
・車両別月報から各車両の走行距離や燃費を把握し、業務の効率化をサポート

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