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三菱ロジス、ショールーム等のオンライン展示を開始

2021/03/09

三菱ロジスネクスト(株)は3月9日、同社ショールーム「オンサイト研修センター」(埼玉県北葛飾郡)および三菱重工業(株)総合研究所高砂地区(兵庫県高砂市)の敷地内に設置した物流実験施設「物流実験センター」についてオンライン展示を開始した。

同施設ではこれまでもレーザー誘導方式無人フォークリフト(AGF)等の見学会を実施しており、昨今はコロナ禍により見学の受け入れを制限していた。

今回、同社独自のオンラインショールームを立ち上げ、同施設の展示製品や研究開発についてインターネット上での活動報告が可能となった。概要は以下の通り。なお、物流実験センターの次世代技術に関する紹介は、今後も製品化を目指してさらなる検証と実証化を進めていく。

●オンラインイベント概要
イベント名:Logisnext エキスポ in オンラインショールーム(※)
開催期間:2021年3月9日(火)10:00~4月30日(金)17:00まで
展示内容
 メインプレゼンテーション「持続可能な改善策 サスティナブルソリューションズ」
 ・オンサイト研修センター(レーザー誘導方式無人フォークリフト各種と、ロボット型床洗浄機 T7AMR、ALESIS のご紹介)
 ・物流実験センター(次世代技術MHI自律化・知能化ソリューション「ΣSynX(シグマシンクス)」と、フォークリフト用AI人検知システムの紹介)
 展示コーナー(バッテリーフォークリフト、無人フォークリフト、入出庫ピッキング)
 カタログライブラリーコーナー(約100種の製品カタログを収録)
※同オンラインショールームは入場招待制。

●オンサイト研修センター概要
https://www.logisnext.com/onsite/
住所:〒345-0023埼玉県北葛飾郡杉戸町大字本郷576
面積:978.00平方メートル(展示ホール)
開設日:2007年5月
現場(=on-SITE)を想定した試乗・体感できる展示場と認定登録教習機関としてのフォークリフト運転技能講習を行い、顧客の要望に応じて自動化システム、物流周辺機器等のデモンストレーションや見学会を開催、各種講習会やセミナーも実施している。

●物流実験センター概要 
https://www.mhi.com/jp/finance/library/plan/pdf/191031keikaku_summary.pdf
住所:〒676-8686兵庫県高砂市荒井町新浜2-1-1
面積:592.42平方メートル
開設日:2019年10月
物流機器分野でのさらなる自動化・自律化を目指し、物流関連の次世代技術の研究開発に取り組むべく、三菱重工業(株)と共同で兵庫県高砂市にある同社総合研究所内にセンターを開設した。同施設ではAGFによるトラックへの荷物搬出入や、無人走行方式の研究開発等を行っているが、顧客に来場してもらい、最適ソリューションを提供する場としても活用している。なお、同オンラインショールームでは以下の次世代技術が見学できる。
(1)MHI自律化・知能化ソリューション「ΣSynX(シグマシンクス)」
(2)フォークリフト用AI人検知システム(大型フォークリフト視界安全強化技術の紹介)
今後も同オンラインショールームを順次拡張し、エンジンフォークリフトや各種MH商品等の物流機器展示に加え、次世代技術のリリース等、定期的に実施していく。

●オンサイト研修センターでのAGFによる複合デモ(上)、物流実験センターでのSynX-Vehicle(新AGFコンセプト機)稼働イメージ(下)

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