[最新ニュース] IT・マテハン

JPR、英語対応版の物流ソリューションシステムを提供開始

2014/03/24

日本パレットレンタル(株)(JPR、本社:東京都千代田区)は、2014年2月23日に、物流ソリューションシステム「Llink(エルリンク)」の英語対応版をリリースしたことを発表した。

同システムは、2013年9月よりサービス提供している「Llink」の英語対応版。英語での利用、また、日本語と英語という異なる言語を利用するスタッフ間での情報共有が可能になった。

Llinkは、パレットやロールボックスパレットなどの物流機器を、RFID等の自動認識技術で個体認識し、Llinkに入出庫情報を集積する。個体で識別することにより、総量管理と比較し、より詳細な管理・分析が可能。

また、国際標準規格を取り入れており、個体管理における資産管理コードのGRAIに対応、また、国際標準の事業所コードであるGLNにも対応している。将来的には、国際標準のEPCIS にも準拠する予定でおり、商品情報との関連付けでグローバルサプライチェーンにおけるトレーサビリティの実現を目指している。

今回リリースした「Llink」英語対応版に特化した特徴は以下の通り。

1. 英語対応
英語対応画面を用意したLlinkでは、海外拠点における現地スタッフの方でも利用が可能、また海外の取引先との間でも、利用できる。
2. 利用言語が異なるスタッフ間の情報共有が可能
日本語と英語という利用言語が異なるスタッフがLlink上で一つのデータを共有・管理することが可能。例えば、管理者は日本語対応の画面を使っていても、データ閲覧、入力するスタッフ側は日本語対応の画面でも、英語対応の画面でもどちらでも利用可能。日本やアジア各国間を跨る輸出入においても、物流機器の管理がスムーズに行える。

Llinkは集積した情報を活用して分析・レポートを表示する。物流機器の流れを可視化することにより、日々の運用改善策や、さらに長期的な課題改善策や予防策などを立案することができる。

同社では、同システムの導入支援、運用コスト診断などの導入準備段階でのサービスや、システム導入後の運用改善策策定のサポート、効果測定サービスも用意しているという。

|↑一覧に戻る|