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ブラザー販売、産業用ラベルプリンタ3機種新発売

2020/12/17

ブラザー工業(株)の国内販売子会社ブラザー販売(株)は12月17日、ラベルプリンタの新製品として、高速・大量印刷を実現したブラザー初の産業用ラベルプリンタ「TJ-4T」シリーズ3機種を1月中旬に発売すると発表した。

ブラザーは2019年から感熱・熱転写兼用モデルを追加するなど業務用ラベルプリンターのラインアップを拡充。ラベルに耐久性を求めない場合にはランニングコストが安価な感熱ラベルを、耐久性を求める場合や銘板ラベルをはじめとする紙以外の印刷もしたい場合は熱転写ラベルにする等、顧客に最適な製品を提案している。今回、従来機種より高速大量印刷を実現したブラザー初の産業用ラベルプリンタ「TJ-4T」シリーズを投入することで、大規模な大量連続印刷用途のある製造・物流業界の顧客向けの拡販を目指す。

●製品特長
(1)高速・大量印刷を実現
従来機種(※1)と比べて約2倍向上した業界最速クラス356mm/秒(※2,3)の印刷速度を実現。さらに8インチ外径ロールや600m巻インクリボンにも対応し、大量印刷に適した少ない交換頻度で作業効率にも貢献する。

(2)600dpi の高画質
シリーズ最上位モデルの「TJ-4620TN」は600dpiの高解像度で、銘板ラベルやQRコードをはじめとする細かい文字や高精細な品質が求められるラベルもきれいに印刷できる。

(3)メンテナンスしやすい本体機構
プリントヘッドやプラテンローラーが簡単に交換できる本体機構で、トラブル発生時に業務を長時間止めることなく部品交換(※4)ができる。

(4)本体カスタマイズモデルを用意
発行したラベルを自動でカットする「オートカッター搭載モデル」(※5)や、台紙からシールをはがす手間を省く「剥離ユニット搭載モデル」(※4)を用意した。また、オプションとして無線LANとBluetooth(※6)に対応するための「無線LAN+Bluetoothユニット」も用意しており、用途に合わせたカスタマイズが可能。


※1:TD-4650TNWB と比較した速度。
※2:TJ-4420TN の場合。
※3:2020年12月ブラザー調べ。
※4:交換方法の詳細については弊社営業担当者に要問い合わせ。
※5:「オートカッター搭載モデル」「剥離ユニット搭載モデル」の取り扱いはコールセンターに要問い合わせ。
※6:Bluetooth はBluetooth SIGの商標であり、ブラザー工業はライセンスに基づき使用している。


●製品詳細
産業用ラベルプリンタ:TJ-4620TN/TJ-4520TN/TJ-4420TN
印字方式:感熱方式/熱転写方式兼用
用紙幅:20~114mm
解像度:600dpi/300dpi/203dpi
最大印字幅:104mm
最高印字速度:152mm/秒/305mm/秒/356mm/秒
本体サイズ(W)×(D)×(H):約276mm×502mm×326mm 約15.35kg
インターフェース:有線LAN/USB/USB ホスト/RS-232C
発売予定日:2021年1月中旬
市場想定価格(税抜):41万8,000円/28万8,000円/26万8,000円
目標販売台数:500台/2021年度

●産業用ラベルプリンタ「TJ-4T」シリーズ(上)、業界最速クラス356mm/秒の印刷速度で8インチ外径ロールや600m巻インクリボンに対応(中)、本体カスタマイズモデル(下)

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