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日通総研、「ろじたんフォーク」の用途拡大で新料金

2020/10/07

(株)日通総合研究所は10月6日、(株)アプリックスと日通総研の「ろじたんフォーク」で使用する積載センサ付き測距ビーコンを新たに共同開発したと発表した。料金体系を顧客の用途に合わせてパッケージ化し、より使いやすいサービスを目指す。

●ろじたんフォーク概要
2018年に開始した「ろじたんフォーク」は倉庫内の情報をデータ化する「ろじたん」の関連サービスで、倉庫・工場内でのフォークリフトの稼働状況を可視化し、本当に必要なフォークリフトの台数を算出する。倉庫内に位置ビーコン、フォークリフトに測距ビーコンと搭乗ビーコンを設置し、そこから得られるデータを収集・分析することで、フォークリフトの稼働率や積載率(空走行の比率)、作業導線等を把握し、フォークリフトの適正台数の算出と削減の合理化検討に役立てることができるほか、作業動線やレイアウトの見直し等による業務改善へつなげることができる。

●積載センサの改良点
今回アプリックスと以下の点を改良し、積載センサとビーコンを一体化した「測距ビーコン」を開発。これにより、従来取り付けのできなかった場所にも取り付けが可能となり、ほとんどの型のフォークリフトに対応し、屋外での計測も可能となった。
(1)コンパクト化(体積:約5分の1)
(2)防水対応
(3)低消費電力化(バッテリー持続:約3週間→約3か月間)
(4)フォークリフト上の積載物の検知が可能

●ろじたんフォーク利用イメージと改良点(上)、ろじたんフォーク料金一覧表(下)

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